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38.ザ・忍者 (蒼紫・夢主)
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操にチョコをあげた後も、武尊の心臓はどきどき気味だった。
悪戯心を出したのはいいけれど、するつもりだった方が動揺するなんて・・・。
しかも、自分の指をくわえられる瞬間の蒼紫が上目使いに自分を見た視線とか、触れられた指の感触がいつまでたっても残る。
必死で平常心を保とうとしている武尊のことは蒼紫にはバレバレで、そんな武尊を愛いと満足していた。
昼食を取ったのが遅めの時間だったということもあり、三人それぞれの想いで干潟で時間を過ごしているうちにいい時間になったので皆で船着き場の方へ移動することにした。
三人が港へ着いた頃は警視庁が用意した船に警官が荷物を持って出たり入ったりしているところだった。
(斎藤さん、どこかなぁ・・・。)
と、武尊が思うにも、真っ赤な夕日が丁度船の向こうにあり、船が逆光で黒い影のように見える。
夕日が眩しい・・・・・。
「出港前の準備をしてるみたいだね。」
と、武尊が眩しそうに目を細めて船を見て言うと、操が
「あれ?あれ、緋村達じゃない蒼紫様。」
と、奥の船の甲板の人影を指差して操が言った。
武尊には眩しくて見えないのにどうやったら見えるのだろうかと思っていたら蒼紫が
「操、先に行って緋村に俺達も来たことを伝えてくれ。」
と言った。
「わかったわ、蒼紫様。私も緋村と弥彦の様子が見たいもの。では先に行ってきま-す。」
と、操は駆けだした。
武尊も比古があれだけ言うお弟子さん、そして伝説の人斬りと言われたその人がすぐそこの船にいるというので姿を是非見たいと思って足を進めようとすると
「武尊、ちょっと話がある・・・。」
と、蒼紫が武尊を呼び止めた。
悪戯心を出したのはいいけれど、するつもりだった方が動揺するなんて・・・。
しかも、自分の指をくわえられる瞬間の蒼紫が上目使いに自分を見た視線とか、触れられた指の感触がいつまでたっても残る。
必死で平常心を保とうとしている武尊のことは蒼紫にはバレバレで、そんな武尊を愛いと満足していた。
昼食を取ったのが遅めの時間だったということもあり、三人それぞれの想いで干潟で時間を過ごしているうちにいい時間になったので皆で船着き場の方へ移動することにした。
三人が港へ着いた頃は警視庁が用意した船に警官が荷物を持って出たり入ったりしているところだった。
(斎藤さん、どこかなぁ・・・。)
と、武尊が思うにも、真っ赤な夕日が丁度船の向こうにあり、船が逆光で黒い影のように見える。
夕日が眩しい・・・・・。
「出港前の準備をしてるみたいだね。」
と、武尊が眩しそうに目を細めて船を見て言うと、操が
「あれ?あれ、緋村達じゃない蒼紫様。」
と、奥の船の甲板の人影を指差して操が言った。
武尊には眩しくて見えないのにどうやったら見えるのだろうかと思っていたら蒼紫が
「操、先に行って緋村に俺達も来たことを伝えてくれ。」
と言った。
「わかったわ、蒼紫様。私も緋村と弥彦の様子が見たいもの。では先に行ってきま-す。」
と、操は駆けだした。
武尊も比古があれだけ言うお弟子さん、そして伝説の人斬りと言われたその人がすぐそこの船にいるというので姿を是非見たいと思って足を進めようとすると
「武尊、ちょっと話がある・・・。」
と、蒼紫が武尊を呼び止めた。