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5.再会 (蒼紫・操・夢主・斎藤)
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ようやく陸の景色が間近になってきた。
「やっと着いた~!ここが東京か~!」
っと武尊が伸びをしながら言うと蒼紫が
「土岐・・・・ここは横浜だ。」
と言った。
「えっ・・!」
「武尊さん、大坂からの船は横浜に着くのよ。」
「・・う!」
しょっぱなから時代の壁にやられた武尊であった。
下船して、武尊はちょっと気分が悪くなった。
(人・・・・流石、明治といっても横浜、人、多いよ・・・・。)
研究所から逃げて以来人ごみが苦手な武尊である。
しかしながら何とか持ち直し意識をしっかり保つ。座禅のおかげかも、精神集中、集中!と自分に言い聞かせ蒼紫と操の後をついて武尊たちは目指すは陸蒸気の駅へ。
横浜から新橋までは汽車だ。
そんなとき、操が
「ねえ、蒼紫様。時間があるなら食事して行きませんか?」
「そうだな。向こうの状況が分からない以上、食事用意などで気を遣わせるわけにはいかないからな。」
との返事に操は、
「やった!私、洋食がいい!」
と、おねだり。
「洋食は・・・・。」
と言い淀む蒼紫に武尊は、
「あれ?四乃森さん洋食苦手ですか?」
蒼紫に苦手なものがあるのかと意外で聞き返した。
「土岐は何が食べたい。」
「探すと意外に時間がかかったりしますから近い所でいいのではないでしょうか。」
三人とも正論だと言ったところですぐに『洋食あります』と、書かれた食堂があったので三人はそこへ入った。
「あたしは牛めし!蒼紫様は?」
「鮭定食・・・。」
「武尊さんは?」
「同じく鮭定食。」
「二人とも、折角洋食あるのに-!」
「だって、牛めしって何がでてくるかわからないもん。」
「牛めしって美味しいのよ。武尊さん、私の頼んだもの見て後悔しても知らないから!」
で、三人の注文したものが来た。
「ん~!これこそ醤油のいい匂い~!」
っと言って操は牛めしに手をつける。
武尊は興味深げにどれどれと覗き込む。
(おお~、牛肉の醤油煮みたいだ。要するに牛丼だな。お!玉ねぎ入ってる!いつの間に日本で栽培されるようになった?)
武尊の視線に気が付いた操が
「武尊さん、そんなに覗き込んだってあげないわよ~。」
と言う。
「見ただけだから。私は鮭で満足だよ。材料さえそろったらハンバーグとか作れるのに。」
「ハンバーグ?」
言い返されて、あっ!っと思った武尊。
「あ、いや・・何でもないです。さ、私は鮭食べよ~。」
何とか誤魔化しで美味しく鮭定食頂きました。
お腹いっぱいになりました。ありがとうございました。
「御馳走様でした。」
両手を合わせてお金の出どころの蒼紫にお礼を言うと、蒼紫は勘定を払いに、操は蒼紫について行き、武尊は外の様子を見たくて先に店を出た。
「やっと着いた~!ここが東京か~!」
っと武尊が伸びをしながら言うと蒼紫が
「土岐・・・・ここは横浜だ。」
と言った。
「えっ・・!」
「武尊さん、大坂からの船は横浜に着くのよ。」
「・・う!」
しょっぱなから時代の壁にやられた武尊であった。
下船して、武尊はちょっと気分が悪くなった。
(人・・・・流石、明治といっても横浜、人、多いよ・・・・。)
研究所から逃げて以来人ごみが苦手な武尊である。
しかしながら何とか持ち直し意識をしっかり保つ。座禅のおかげかも、精神集中、集中!と自分に言い聞かせ蒼紫と操の後をついて武尊たちは目指すは陸蒸気の駅へ。
横浜から新橋までは汽車だ。
そんなとき、操が
「ねえ、蒼紫様。時間があるなら食事して行きませんか?」
「そうだな。向こうの状況が分からない以上、食事用意などで気を遣わせるわけにはいかないからな。」
との返事に操は、
「やった!私、洋食がいい!」
と、おねだり。
「洋食は・・・・。」
と言い淀む蒼紫に武尊は、
「あれ?四乃森さん洋食苦手ですか?」
蒼紫に苦手なものがあるのかと意外で聞き返した。
「土岐は何が食べたい。」
「探すと意外に時間がかかったりしますから近い所でいいのではないでしょうか。」
三人とも正論だと言ったところですぐに『洋食あります』と、書かれた食堂があったので三人はそこへ入った。
「あたしは牛めし!蒼紫様は?」
「鮭定食・・・。」
「武尊さんは?」
「同じく鮭定食。」
「二人とも、折角洋食あるのに-!」
「だって、牛めしって何がでてくるかわからないもん。」
「牛めしって美味しいのよ。武尊さん、私の頼んだもの見て後悔しても知らないから!」
で、三人の注文したものが来た。
「ん~!これこそ醤油のいい匂い~!」
っと言って操は牛めしに手をつける。
武尊は興味深げにどれどれと覗き込む。
(おお~、牛肉の醤油煮みたいだ。要するに牛丼だな。お!玉ねぎ入ってる!いつの間に日本で栽培されるようになった?)
武尊の視線に気が付いた操が
「武尊さん、そんなに覗き込んだってあげないわよ~。」
と言う。
「見ただけだから。私は鮭で満足だよ。材料さえそろったらハンバーグとか作れるのに。」
「ハンバーグ?」
言い返されて、あっ!っと思った武尊。
「あ、いや・・何でもないです。さ、私は鮭食べよ~。」
何とか誤魔化しで美味しく鮭定食頂きました。
お腹いっぱいになりました。ありがとうございました。
「御馳走様でした。」
両手を合わせてお金の出どころの蒼紫にお礼を言うと、蒼紫は勘定を払いに、操は蒼紫について行き、武尊は外の様子を見たくて先に店を出た。