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35.Kaffee(カフェ)につられて (外国人紳士・夢主・張)
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(今日は一つ新しいことが分かった。)
と、武尊は就寝前、座禅を組みながら今日の斎藤の言葉を思い出す。
(まさかこの傷が斎藤さんを庇った時の傷だったなんてね。だから馬車の中で確認したかったんだ。それにしても十六夜丸が怪我人を治すなんて事をしてたなんて・・。)
少しだけど見えてきた十六夜丸と呼ばれる者の姿。
だけどそれは自分の考える範疇 を遥かに超える何かという事。
最初は十六夜丸が自分の二重人格の片方みたいなものだと考えていた武尊だったが、そうではなくもっと別の何かだと考えれば、剣が使えない自分が斎藤さんとやりあうくらいの腕があったとしても有り得る話だと納得がいく。
だけど、そこで兄が言った
『それはお前にしか効かないんだ。』
という言葉を思い出す。
一体あの薬はどういう薬なんだろう。
「まだまだ謎だらけなんだけどね・・・。」
耳を澄ませば虫の声。
秋の気配がする・・・。
そんな武尊の髪をさらさらと揺らすように風が吹いた。
と、武尊は就寝前、座禅を組みながら今日の斎藤の言葉を思い出す。
(まさかこの傷が斎藤さんを庇った時の傷だったなんてね。だから馬車の中で確認したかったんだ。それにしても十六夜丸が怪我人を治すなんて事をしてたなんて・・。)
少しだけど見えてきた十六夜丸と呼ばれる者の姿。
だけどそれは自分の考える
最初は十六夜丸が自分の二重人格の片方みたいなものだと考えていた武尊だったが、そうではなくもっと別の何かだと考えれば、剣が使えない自分が斎藤さんとやりあうくらいの腕があったとしても有り得る話だと納得がいく。
だけど、そこで兄が言った
『それはお前にしか効かないんだ。』
という言葉を思い出す。
一体あの薬はどういう薬なんだろう。
「まだまだ謎だらけなんだけどね・・・。」
耳を澄ませば虫の声。
秋の気配がする・・・。
そんな武尊の髪をさらさらと揺らすように風が吹いた。