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32.斎藤の起し方 (斎藤・夢主・川路)
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*****一時間後。
武尊は斎藤を普通に起こそうか、いたずら的に起こすか、非常に悩んだあげく、失敗した時げんこつをくらわなくて済む、普通の起こし方にすることにした。
「斎藤さん、おはようございます。一時間経ちましたよ。」
と、声をかけるが、
「・・・・・。」
反応がない。
まあ、小一時間ではやはり眠いのだろうか、と思い、
もう一度起こしてみる。
「斎藤さん、一時間経ちましたよ-ぉ。起きて下さ~い。」
と、ゆさゆさとその体を揺さぶる。
むぅ・・・・、反応がない・・・。
これ以上長引くと、後で『なんで言った通りに起こさなかった。』と怒られるかもしれない。
と、思っていると武尊はあることを思い出した。
眠り姫の物語。
眠り姫は愛する王子様のキスで目を覚ますというお話。
(私は王子様ではないんだけど・・・。)
と、斎藤の唇をちらっと見るが、意識して見てしまうと恥ずかしくなって顔が熱くなってくるのがわかる武尊。
(でも・・・、でもいいよね・・・。もしかしたら起きてくれるかもしれないし・・・・。)
と、思い、そ~っと唇を近づける。
もうちょっと・・・と言う時、
がばっと頭を押さえられ逆に口付けされる形になってしまった武尊。
「ん~~~~~~!」
突然のことで一瞬心臓が止まりそうになった!と思う間もなく、貪るような口付けをされる武尊。
「んっ、んっ・・・・!(酸素!酸素頂戴-ぃ!)」
武尊は本気で斎藤の胸を押して抵抗したが、次第に快楽の気で手に力が入らなくなってくる。
意識が一瞬遠くなりかけた時、ようやく斎藤が武尊を開放した。
「斎藤さんっ!」
と武尊が抗議しようとしたが、横になったまま斎藤は武尊をぐいっ、と引き寄せ仰向けの自分の上に持ってくるとそのまま強く抱きしめた。
何をするんですか!朝から!
と、武尊はいつものように言おうと思っていたのだが、無言で痛いぐらいに抱きしめる斎藤の様子が何だかおかしいと思った。
つい先ほどの抗議の気持ちもしゅんと萎む。
「一体どうしたんですか、斎藤さん、何かあったんです・・・ね。」
と、聞く。
語尾が『か?』ではなく、『ね。』と言ったのは何かあったと武尊は直感的に思ったから。
武尊は斎藤を普通に起こそうか、いたずら的に起こすか、非常に悩んだあげく、失敗した時げんこつをくらわなくて済む、普通の起こし方にすることにした。
「斎藤さん、おはようございます。一時間経ちましたよ。」
と、声をかけるが、
「・・・・・。」
反応がない。
まあ、小一時間ではやはり眠いのだろうか、と思い、
もう一度起こしてみる。
「斎藤さん、一時間経ちましたよ-ぉ。起きて下さ~い。」
と、ゆさゆさとその体を揺さぶる。
むぅ・・・・、反応がない・・・。
これ以上長引くと、後で『なんで言った通りに起こさなかった。』と怒られるかもしれない。
と、思っていると武尊はあることを思い出した。
眠り姫の物語。
眠り姫は愛する王子様のキスで目を覚ますというお話。
(私は王子様ではないんだけど・・・。)
と、斎藤の唇をちらっと見るが、意識して見てしまうと恥ずかしくなって顔が熱くなってくるのがわかる武尊。
(でも・・・、でもいいよね・・・。もしかしたら起きてくれるかもしれないし・・・・。)
と、思い、そ~っと唇を近づける。
もうちょっと・・・と言う時、
がばっと頭を押さえられ逆に口付けされる形になってしまった武尊。
「ん~~~~~~!」
突然のことで一瞬心臓が止まりそうになった!と思う間もなく、貪るような口付けをされる武尊。
「んっ、んっ・・・・!(酸素!酸素頂戴-ぃ!)」
武尊は本気で斎藤の胸を押して抵抗したが、次第に快楽の気で手に力が入らなくなってくる。
意識が一瞬遠くなりかけた時、ようやく斎藤が武尊を開放した。
「斎藤さんっ!」
と武尊が抗議しようとしたが、横になったまま斎藤は武尊をぐいっ、と引き寄せ仰向けの自分の上に持ってくるとそのまま強く抱きしめた。
何をするんですか!朝から!
と、武尊はいつものように言おうと思っていたのだが、無言で痛いぐらいに抱きしめる斎藤の様子が何だかおかしいと思った。
つい先ほどの抗議の気持ちもしゅんと萎む。
「一体どうしたんですか、斎藤さん、何かあったんです・・・ね。」
と、聞く。
語尾が『か?』ではなく、『ね。』と言ったのは何かあったと武尊は直感的に思ったから。