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2.望むもの、それは絶対的な死 (比古・夢主)
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驚いたのは比古の方だ。
初めて交わされる言葉がまさかそんな予想外れの言葉だとは。
何故こんな所で裸で泣いているのか。
以前も裸で倒れていたので理由を知りたかった。
だが俺が近づいた瞬間俺に対して警戒態勢を取った。
どこか傷ついているのか態勢は十分ではないがなかなかの気迫だ。
だがその気を消したを思ったら殺してくださいだと?
なんなんだこいつは。
「あなたはとてもお強いのでしょう?この場でばっさりやって下さい。」
俺の姿を恐れて命乞いをする奴は大勢いたが殺してくださいなんていう奴はいなかった。
その言葉に迷いはないだろう、澄んだ綺麗な目をしている。
そんな人間を斬る理由もなかった。
「馬鹿か。死ぬならてめぇでやれ。」
「・・・・・・・・そうですか・・・、そうですよね。今会ったばかりなのに変なお願いしてすみませんでした。」
そう言って武尊は深々と比古に頭を下げてよろよろとその場を去ろうとした。
「おい、裸でどうする!」
関係のない女を心配してどうする。と思ったがそんな姿でうろつかれたら最悪夜盗の餌食だ。
最初、裸なのに気が付いて恥ずかしいと思った武尊だったが、もうどうでも良かった。
「別にこれから死ぬんだから服など必要ない。・・・いらない。」
そう武尊は吐き捨てるように言った。
---雨が降ってきた。
「おい、待て。」
こいつは絶対死ぬ気だ。
比古は武尊の腕を掴んで引っ張った。
勢いで比古の方に向いた武尊は泣いていた。
「生きているのがつらいんです・・・・。」
絞り出すような声でそう武尊は言った。
自分の手を振り払おうとする武尊を比古は自分の方へ抱き寄せた。
(!!???)
今度驚いたのは武尊の方だ。
「とりあえず落ち着け。」
比古はマントの下にやさしく武尊を包む。
まさかの出来事に武尊は逃れようともがくがその腕はびくともしない。
そんな時、
「くしゅん!!」
武尊がくしゃみをした。
思いっきり唾が比古の上着に飛んだ。
それを見て武尊が慌てた。
「うわああ~~!ごめんなさい!つば飛んじゃた!!」
涙をこぼしながらも腕の中であわてる武尊に目が点になる比古。
(なんだこの女。)
今の今までとはまるで違う態度。
「くっ、、、は、は-はははは。」
それがおかしくて思わず笑ってしまった比古。
そんな比古を驚いて見上げる武尊。
「とりあえず、うちへ来い。何とかしないとな。」
そう言うと武尊を腕の中にしまったまま歩き出した。
武尊も気が抜けてもう抵抗はしなかった。
おまけ:
次いでにその後、比古の小屋につくまでの話。
武尊:「すみません、、後ろ向きって歩きにくいんですが・・・・」
比古:「ん?ああ・・、足場も悪いしな。すまなかったな気が付かなくて・・・。」
実際、歩幅が違うので歩きにくいだろうなと思っていた比古は武尊をお姫様抱っこした。
武尊:「だめです!こんな!」
腕の中で暴れる武尊。
比古:「迷惑かけたくなかったら大人しくしてろ。」
武尊:「!」
比古に凄まれてすっかりおとなしくなりました。とさ、ちゃんちゃん。
初めて交わされる言葉がまさかそんな予想外れの言葉だとは。
何故こんな所で裸で泣いているのか。
以前も裸で倒れていたので理由を知りたかった。
だが俺が近づいた瞬間俺に対して警戒態勢を取った。
どこか傷ついているのか態勢は十分ではないがなかなかの気迫だ。
だがその気を消したを思ったら殺してくださいだと?
なんなんだこいつは。
「あなたはとてもお強いのでしょう?この場でばっさりやって下さい。」
俺の姿を恐れて命乞いをする奴は大勢いたが殺してくださいなんていう奴はいなかった。
その言葉に迷いはないだろう、澄んだ綺麗な目をしている。
そんな人間を斬る理由もなかった。
「馬鹿か。死ぬならてめぇでやれ。」
「・・・・・・・・そうですか・・・、そうですよね。今会ったばかりなのに変なお願いしてすみませんでした。」
そう言って武尊は深々と比古に頭を下げてよろよろとその場を去ろうとした。
「おい、裸でどうする!」
関係のない女を心配してどうする。と思ったがそんな姿でうろつかれたら最悪夜盗の餌食だ。
最初、裸なのに気が付いて恥ずかしいと思った武尊だったが、もうどうでも良かった。
「別にこれから死ぬんだから服など必要ない。・・・いらない。」
そう武尊は吐き捨てるように言った。
---雨が降ってきた。
「おい、待て。」
こいつは絶対死ぬ気だ。
比古は武尊の腕を掴んで引っ張った。
勢いで比古の方に向いた武尊は泣いていた。
「生きているのがつらいんです・・・・。」
絞り出すような声でそう武尊は言った。
自分の手を振り払おうとする武尊を比古は自分の方へ抱き寄せた。
(!!???)
今度驚いたのは武尊の方だ。
「とりあえず落ち着け。」
比古はマントの下にやさしく武尊を包む。
まさかの出来事に武尊は逃れようともがくがその腕はびくともしない。
そんな時、
「くしゅん!!」
武尊がくしゃみをした。
思いっきり唾が比古の上着に飛んだ。
それを見て武尊が慌てた。
「うわああ~~!ごめんなさい!つば飛んじゃた!!」
涙をこぼしながらも腕の中であわてる武尊に目が点になる比古。
(なんだこの女。)
今の今までとはまるで違う態度。
「くっ、、、は、は-はははは。」
それがおかしくて思わず笑ってしまった比古。
そんな比古を驚いて見上げる武尊。
「とりあえず、うちへ来い。何とかしないとな。」
そう言うと武尊を腕の中にしまったまま歩き出した。
武尊も気が抜けてもう抵抗はしなかった。
おまけ:
次いでにその後、比古の小屋につくまでの話。
武尊:「すみません、、後ろ向きって歩きにくいんですが・・・・」
比古:「ん?ああ・・、足場も悪いしな。すまなかったな気が付かなくて・・・。」
実際、歩幅が違うので歩きにくいだろうなと思っていた比古は武尊をお姫様抱っこした。
武尊:「だめです!こんな!」
腕の中で暴れる武尊。
比古:「迷惑かけたくなかったら大人しくしてろ。」
武尊:「!」
比古に凄まれてすっかりおとなしくなりました。とさ、ちゃんちゃん。