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20.ゼントモ (蒼紫・操・夢主)
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部屋に戻った武尊は座禅を組む。
最近はこれにはまっている武尊である。
以前みたいに武尊の部屋のベッドだったら鍵もかかるしプライベートな時間を持てたが、日本家屋は部屋が廊下に接している上、客間をあてがってもらっているので人も結構通る。
お邪魔させてもらっている身、よけいに気を使う。
この間の蒼紫のようにグダグダ転がっている姿をこれ以上見られては比古さんの弟子としていかがなものかと思うのでそういう意味でも座禅はいい。
私の【気】は元気になったかな?
精神集中・・・・・青い光に自分が包まれていく感じを確認・・・うん、だいぶ戻った。
(東京へ行くのっていつだろう。船って毎日出てるのかな。)
と思っていたら操が武尊のところへやって来た。
「武尊さん、具合はどう?爺やからよくなったって聞いたけど。」
と、武尊の調子を伺いながらも武尊の恰好を見て
「え-、武尊さんも座禅好きなの?」
と言った。
「え?私も?って。」
と武尊は操に聞き返すと
「蒼紫様もず-っと、座禅ばっかりなの。」
と言った。
(そういえば・・庵でも座禅してたもんね。)
「ま、蒼紫様の場合は好きなのかどうかわからないけど、いろいろ思う所があるのだと爺やが言っていた。」
ちょっと真顔で操が言った。
(意外だな。何事にも完璧そうなあの人に悩みとかあるんだ。)
と武尊は思った。
「ねえ、武尊さん、座禅に興味があるんだったら禅寺へ行ってみない?今日はいい天気だし、ここからはそんなに遠くないのよ。」
操の『そんなに』という言葉にちょっと引っ掛かったが、今の所予定もないので、
「いいの?お寺に関係ない人が行っても?」
と聞いてみた。
大丈夫だという事で操ちゃんと二人、お寺へ向かう。
最近はこれにはまっている武尊である。
以前みたいに武尊の部屋のベッドだったら鍵もかかるしプライベートな時間を持てたが、日本家屋は部屋が廊下に接している上、客間をあてがってもらっているので人も結構通る。
お邪魔させてもらっている身、よけいに気を使う。
この間の蒼紫のようにグダグダ転がっている姿をこれ以上見られては比古さんの弟子としていかがなものかと思うのでそういう意味でも座禅はいい。
私の【気】は元気になったかな?
精神集中・・・・・青い光に自分が包まれていく感じを確認・・・うん、だいぶ戻った。
(東京へ行くのっていつだろう。船って毎日出てるのかな。)
と思っていたら操が武尊のところへやって来た。
「武尊さん、具合はどう?爺やからよくなったって聞いたけど。」
と、武尊の調子を伺いながらも武尊の恰好を見て
「え-、武尊さんも座禅好きなの?」
と言った。
「え?私も?って。」
と武尊は操に聞き返すと
「蒼紫様もず-っと、座禅ばっかりなの。」
と言った。
(そういえば・・庵でも座禅してたもんね。)
「ま、蒼紫様の場合は好きなのかどうかわからないけど、いろいろ思う所があるのだと爺やが言っていた。」
ちょっと真顔で操が言った。
(意外だな。何事にも完璧そうなあの人に悩みとかあるんだ。)
と武尊は思った。
「ねえ、武尊さん、座禅に興味があるんだったら禅寺へ行ってみない?今日はいい天気だし、ここからはそんなに遠くないのよ。」
操の『そんなに』という言葉にちょっと引っ掛かったが、今の所予定もないので、
「いいの?お寺に関係ない人が行っても?」
と聞いてみた。
大丈夫だという事で操ちゃんと二人、お寺へ向かう。