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19.洋シャツの贈り物 (蒼紫・翁・夢主)
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「ん、ん~~~っ!」
翌日早朝、武尊は大きく伸びをして目覚めた。
(ものすごく寝た気がする。でも、熱もないみたいだし、治ったかも!)
汗をかいたので着替えたい・・。
と思って枕元を見ると再び着替えがきちんとたたんで置いてあった。
そして着替えの一番上に
「ん?」
どこかで見た形の物が・・・・。
(え、これって、シャツ?どうしたの?)
生成りの綿で作った厚地の襟付きのシャツ。
でも、これから寒くなっていく季節。胸元が開く和服より色んな意味で嬉しい。
あまり嬉しかったのでサラシなしで着てみる・・・・・胸が出るし(乳首の形も・・)、揺れるのが気になる。
やっぱりサラシつけてシャツを着る。
ズボンがないので着物のインナーみたいな着こなしではあるが首元の温度調節がきく。
「ん、大丈夫。・・・良い!すっごくいい!」
思わず声に出してしまうほど。
きっと、翁さんだ。
薬湯もばっちり効いたみたいだしお礼言わなくちゃ。
翁さん、起きてるよね、きっと。
そう思い、居間へ向かった。
(今って何時なんだろう?)
昔の人はよく時計なしで生活できるよね、っと感心する。
以前は寝すぎたら兄様が起こしてくれたけど、本当、時計欲しい。
なんてことを考えつつ翁の部屋に着いたが・・・いない。
表かな?
表に回ると、いつものように竹ぼうきで掃除をしている翁を見つけた。
「翁さん、おはようございます!翁さんのお蔭で元気になりました。ありがとうございます。」
と武尊はまずお礼を言った。
「お-!おはよう、土岐君、よくなってなによりじゃ。・・・・ん?」
翁は武尊が来ている洋物のシャツに目が行った。
「それと翁さん、こんなに暖ったかいシャツをありがとうございます。」
と言うと、翁が
「いや、儂ではないぞ。」
「え?(じゃ、誰?)」
「もしかすると・・・・・、蒼紫かもしれん。」
「え?」
武尊は一瞬固まった。
散々世話になっておきながら言うのもあれだが(自分が悪いとはいえあんなこともされたし・・)、用もないのに話しかけにくい雰囲気は相変わらずだし・・・・。
が、こんなに良い物を頂いてはお礼を言わない訳にはいかない。
(ぬぬ-。)
「翁さん、今日は四乃森さん、お出かけになりましたか?」
「いや、たいていは朝早く出かけるようじゃが今日は出かけとらんから部屋におるじゃろうて。」
「ありがとうございます。ではちょっと聞いてみます。」
と言うと武尊は母屋へ戻った。
翌日早朝、武尊は大きく伸びをして目覚めた。
(ものすごく寝た気がする。でも、熱もないみたいだし、治ったかも!)
汗をかいたので着替えたい・・。
と思って枕元を見ると再び着替えがきちんとたたんで置いてあった。
そして着替えの一番上に
「ん?」
どこかで見た形の物が・・・・。
(え、これって、シャツ?どうしたの?)
生成りの綿で作った厚地の襟付きのシャツ。
でも、これから寒くなっていく季節。胸元が開く和服より色んな意味で嬉しい。
あまり嬉しかったのでサラシなしで着てみる・・・・・胸が出るし(乳首の形も・・)、揺れるのが気になる。
やっぱりサラシつけてシャツを着る。
ズボンがないので着物のインナーみたいな着こなしではあるが首元の温度調節がきく。
「ん、大丈夫。・・・良い!すっごくいい!」
思わず声に出してしまうほど。
きっと、翁さんだ。
薬湯もばっちり効いたみたいだしお礼言わなくちゃ。
翁さん、起きてるよね、きっと。
そう思い、居間へ向かった。
(今って何時なんだろう?)
昔の人はよく時計なしで生活できるよね、っと感心する。
以前は寝すぎたら兄様が起こしてくれたけど、本当、時計欲しい。
なんてことを考えつつ翁の部屋に着いたが・・・いない。
表かな?
表に回ると、いつものように竹ぼうきで掃除をしている翁を見つけた。
「翁さん、おはようございます!翁さんのお蔭で元気になりました。ありがとうございます。」
と武尊はまずお礼を言った。
「お-!おはよう、土岐君、よくなってなによりじゃ。・・・・ん?」
翁は武尊が来ている洋物のシャツに目が行った。
「それと翁さん、こんなに暖ったかいシャツをありがとうございます。」
と言うと、翁が
「いや、儂ではないぞ。」
「え?(じゃ、誰?)」
「もしかすると・・・・・、蒼紫かもしれん。」
「え?」
武尊は一瞬固まった。
散々世話になっておきながら言うのもあれだが(自分が悪いとはいえあんなこともされたし・・)、用もないのに話しかけにくい雰囲気は相変わらずだし・・・・。
が、こんなに良い物を頂いてはお礼を言わない訳にはいかない。
(ぬぬ-。)
「翁さん、今日は四乃森さん、お出かけになりましたか?」
「いや、たいていは朝早く出かけるようじゃが今日は出かけとらんから部屋におるじゃろうて。」
「ありがとうございます。ではちょっと聞いてみます。」
と言うと武尊は母屋へ戻った。