※1 記憶を失っている時の名前は変換できません。
16.罪あらば (蒼紫・夢主)
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「・・・四乃森さん、以前、四乃森さんの部屋で私に聞きましたよね、『俺の顔に見覚えはないか。』って。それが答えです。そいつが何かをやらかしたんだと思います。それを恨んでいるんだと思います・・・話は終わりです。」
そう言った武尊の顔は今にも泣きそうだった。
「土岐、そうだと言うのなら、俺の顔に見覚えがあるだろう。見覚えがないのに何故そう言いきれるんだ。」
「私は昔、人を斬りました!四乃森さんの大切な人も殺めましたか?誰かを傷つけましたか?」
記憶がないとは言え、他人が見ればどちらも私だ。
武尊は震える声で蒼紫に問う。
蒼紫が何も言わないでいると
「教えて下さい!四乃森さん!」
と、武尊は激しく問い詰める。
「落ち着け、土岐。」
上から蒼紫が武尊の両腕を押さえ込む。
「離して下さい!」
武尊が暴れる。
「落ち着くんだ!」
蒼紫は暴れる武尊を今度は両腕で抱きしめた。
「!」
行き場のない感情よりも身体に触れられる感覚が武尊に冷静さを取り戻させる。
蒼紫の胸が武尊の胸に密着する。
(やっ・・・なんで・・・。)
蒼紫の肌が触れたところから伝わって来る体温を意識すると快楽を予想した身体が疼き始める。
(やばい、、、スイッチが入る・・・。)
武尊の意志とは無関係に、十六夜丸に開発された身体はその感覚に抗うことができない。
突然、おとなしくなった武尊。
「し・・・四乃森さん・・・腕を離してください・・・。」
先ほどの勢いはどこに、と思うぐらい弱弱しい武尊の声。
「お願いします・・・。」
小さく懇願する武尊の身体が熱くなっていることに蒼紫は気づいた。
そう言った武尊の顔は今にも泣きそうだった。
「土岐、そうだと言うのなら、俺の顔に見覚えがあるだろう。見覚えがないのに何故そう言いきれるんだ。」
「私は昔、人を斬りました!四乃森さんの大切な人も殺めましたか?誰かを傷つけましたか?」
記憶がないとは言え、他人が見ればどちらも私だ。
武尊は震える声で蒼紫に問う。
蒼紫が何も言わないでいると
「教えて下さい!四乃森さん!」
と、武尊は激しく問い詰める。
「落ち着け、土岐。」
上から蒼紫が武尊の両腕を押さえ込む。
「離して下さい!」
武尊が暴れる。
「落ち着くんだ!」
蒼紫は暴れる武尊を今度は両腕で抱きしめた。
「!」
行き場のない感情よりも身体に触れられる感覚が武尊に冷静さを取り戻させる。
蒼紫の胸が武尊の胸に密着する。
(やっ・・・なんで・・・。)
蒼紫の肌が触れたところから伝わって来る体温を意識すると快楽を予想した身体が疼き始める。
(やばい、、、スイッチが入る・・・。)
武尊の意志とは無関係に、十六夜丸に開発された身体はその感覚に抗うことができない。
突然、おとなしくなった武尊。
「し・・・四乃森さん・・・腕を離してください・・・。」
先ほどの勢いはどこに、と思うぐらい弱弱しい武尊の声。
「お願いします・・・。」
小さく懇願する武尊の身体が熱くなっていることに蒼紫は気づいた。