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15.その微笑み (蒼紫・夢主)
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昔は確かにに御頭として皆をまとめて行かなければならない立場にあった。
そのためにはいつも強くあらねばと、そう努めてきた。ただそれだけだ。
それに今の俺にはあの四人の事を思えば笑って過ごせる人生など無用だ・・・。
蒼紫がそう思っていた矢先、武尊が
「四乃森さんの笑顔好きだな。もっと笑っていられるといいのにね。」
と言った。
蒼紫は思わず土岐を見る。
武尊も蒼紫を見ていた。
その瞳から蒼紫は目が離せないでいると
「四乃森さんが、、、何かつらいことを抱えてると思ったから・・・。いつか前に進めるといいね・・・。」
何も知らないお前に何が判る・・・・。
そう思い、武尊を睨む。
だが武尊は、そんな目の前の蒼紫の視線を自分の瞳に映すことはなく、武尊の目腺はどこか遠くを見る。
そして自分自身に言い聞かせるように
「私もいつか笑えるように・・・・。」
「しないとね。」
小さくそう言った。
そのためにはいつも強くあらねばと、そう努めてきた。ただそれだけだ。
それに今の俺にはあの四人の事を思えば笑って過ごせる人生など無用だ・・・。
蒼紫がそう思っていた矢先、武尊が
「四乃森さんの笑顔好きだな。もっと笑っていられるといいのにね。」
と言った。
蒼紫は思わず土岐を見る。
武尊も蒼紫を見ていた。
その瞳から蒼紫は目が離せないでいると
「四乃森さんが、、、何かつらいことを抱えてると思ったから・・・。いつか前に進めるといいね・・・。」
何も知らないお前に何が判る・・・・。
そう思い、武尊を睨む。
だが武尊は、そんな目の前の蒼紫の視線を自分の瞳に映すことはなく、武尊の目腺はどこか遠くを見る。
そして自分自身に言い聞かせるように
「私もいつか笑えるように・・・・。」
「しないとね。」
小さくそう言った。