14.秋の空の下で (蒼紫・夢主)
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随分きゃしゃな身体だ。
これで式尉を倒したのか?
思い出してみるが、とてもじゃないが信じられない。
暫く抱き続けていると
「ん・・・・。」
武尊が少し体を身じろがせて声をもらした。
意識が戻ったか。
とりあえず良かった。
だがあまりにも想定外の甘い吐息に蒼紫は少し心震えた。
いままで規則的だった武尊の呼吸が不規則になる。
とりあえず意識が戻ったようだがきっと土岐もこの状況に気が付き戸惑ってるのだろう。
蒼紫は、声をかけるべきか迷ったが、このままではしょうがない、
「起きたか。」
と、声をかけた。