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14.秋の空の下で (蒼紫・夢主)
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(まだ日がある。少しは暖がとれるだろう。)
蒼紫はとりあえず武尊の濡れた着物を脱がしにかかった。
「なんだこれは。」
思わず声に出してしまった。
目に着いたのはまだ古くない左肩の大きな傷。
(銃創か?幕末ならともかく最近銃を使った戦争は西南戦争ぐらいしかないが、そもそもこの傷の具合から言えば致命傷だろう・・、一体どうなっているんだ。)
そしてその次に目につくのは褌。
(・・なぜ、女なのに褌なんだ・・・?)
二つの謎が大いに蒼紫を困惑させている。
そして最後に心の臓、肺を締め付けている冷たいさらしをとると小ぶりだが形のいい胸が現れた。
武尊の体を包むすべての濡れたものを取り去ると蒼紫は自分の濡れていないコートを武尊に掛けた。
そして自分も濡れたものを取り、絞って干す。
再び武尊の体に手を当てる。
「冷たいな・・・・。」
肺をわずらったら後がよくない。
蒼紫はちょと思案したが、
「土岐・・・・後で文句を言うなよ。」
そう言うと武尊を抱き上げ日の当たる縁側へ寝かせると自らの肌で武尊を包んだ。
蒼紫はとりあえず武尊の濡れた着物を脱がしにかかった。
「なんだこれは。」
思わず声に出してしまった。
目に着いたのはまだ古くない左肩の大きな傷。
(銃創か?幕末ならともかく最近銃を使った戦争は西南戦争ぐらいしかないが、そもそもこの傷の具合から言えば致命傷だろう・・、一体どうなっているんだ。)
そしてその次に目につくのは褌。
(・・なぜ、女なのに褌なんだ・・・?)
二つの謎が大いに蒼紫を困惑させている。
そして最後に心の臓、肺を締め付けている冷たいさらしをとると小ぶりだが形のいい胸が現れた。
武尊の体を包むすべての濡れたものを取り去ると蒼紫は自分の濡れていないコートを武尊に掛けた。
そして自分も濡れたものを取り、絞って干す。
再び武尊の体に手を当てる。
「冷たいな・・・・。」
肺をわずらったら後がよくない。
蒼紫はちょと思案したが、
「土岐・・・・後で文句を言うなよ。」
そう言うと武尊を抱き上げ日の当たる縁側へ寝かせると自らの肌で武尊を包んだ。