14.秋の空の下で (蒼紫・夢主)
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蒼紫は川底に沈んでいく武尊を見つけた。
(土岐!)
静かにゆっくりと・・・
黒い世界へと飲み込まれていく武尊。
蒼紫は武尊をその黒い縁からすくい上げる様に拾い上げ水面へ向かう。
ザパッ
陸へ上がって武尊を横たえる。
顔を横に向けると水が出てきた。
蒼紫はそれを全部吐かせると耳を武尊に近づけた。
「助かった、なんとか息がある。」
が意識はない。
「葵屋へ戻るには遠いな・・・。」
蒼紫は武尊を担ぎ先ほどの庵へ向かった。