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12.ぶらぶら (蒼紫・翁・操・夢主)
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武尊は昨日町中に出てもそれほど具合が悪くなるわけでもなかったので今日も大丈夫か様子を見るため・・・と、もう一つ行きたい場所があったので出かけることにしたのだった。
それは元新撰組屯所跡。
特に理由はなかったがなんとなく行きたいと思ったからだ。
それにもしかしたら新撰組に拷問を受けて死んだ鷹のことが何かわかるかもしれないという微かな期待もあったからだ。
(しっかし・・・・どこにある。ま、歩いていけば何とかなるかな?簡単でいいから地図描いてもらえばよかった・・。)
そんな感じでぶらぶら歩いていた。
(このへんだったような気がしたんだけど・・・。)
屯所が会ったところの近くまで来ていたのだが、実は通り過ぎてしまっていて嶋原の近くまで来ていた。
(どこか曲がるところ間違えたかなぁ・・。)
辺りをきょろきょろ見回してたら
ドン
誰かにぶつかられた。
「ちょいと兄さん、私にぶつかって挨拶なしとは、いいんですかい。」
「兄貴にぶつかるなんていい度胸じゃねぇか。」
と、二人組の男。
(これってよく、時代劇とかにでてくるいちゃもんつける悪役?みたいな奴だな。)
武尊はこういうたぐいの人間が大っ嫌いだ。
しかも不細工だったから嫌気倍増。
ふだんはそうでもないのだが、実は武尊は嫌いなものに対しては切れるのも早い。
「そっちからぶつかってきておいて、ふざけんじゃぁねえヨ。借りもんの着物がよごれちまうだろうが。」
・・・・・しかも、口も少々悪くなる。
「わかってないようだな、兄ちゃんよぉ。最近この辺で話題の比留間兄弟を知らないのが不運だったな。」
「誰だか知らねぇが人が折角感傷に浸ってるのにその気分を壊しておいて文句つけるなら・・・・」
と、武尊が言ってる最中、背後から
「武尊さん、危ない!麗し乙女の怪鳥蹴り~~~~!」
(ええ--!操ちゃん!?)
操が大きい方の男に飛び蹴りをくらわすと、
「武尊さん、逃げるわよ!」
と言って、武尊の・・よりによって左手首を掴んで走りだした。
「み、操ちゃん~~!痛~~い!」
「あ、武尊さん、ごめ-ん!」
そうは言いつつも、二人とも全速力で走り続けている。
操の蹴りに一瞬ひるんだがほとんど効いてないと見えて後ろから比留間が追いかけてくるからだ。
そんなとき、小路の影から
「こっちどすえ。」
小声で女が武尊を呼ぶ。
武尊は知らない女の人だと思ったが今はその人の声に吸い寄せられるように操を連れてその女の呼んだ店の扉に入った。
それは元新撰組屯所跡。
特に理由はなかったがなんとなく行きたいと思ったからだ。
それにもしかしたら新撰組に拷問を受けて死んだ鷹のことが何かわかるかもしれないという微かな期待もあったからだ。
(しっかし・・・・どこにある。ま、歩いていけば何とかなるかな?簡単でいいから地図描いてもらえばよかった・・。)
そんな感じでぶらぶら歩いていた。
(このへんだったような気がしたんだけど・・・。)
屯所が会ったところの近くまで来ていたのだが、実は通り過ぎてしまっていて嶋原の近くまで来ていた。
(どこか曲がるところ間違えたかなぁ・・。)
辺りをきょろきょろ見回してたら
ドン
誰かにぶつかられた。
「ちょいと兄さん、私にぶつかって挨拶なしとは、いいんですかい。」
「兄貴にぶつかるなんていい度胸じゃねぇか。」
と、二人組の男。
(これってよく、時代劇とかにでてくるいちゃもんつける悪役?みたいな奴だな。)
武尊はこういうたぐいの人間が大っ嫌いだ。
しかも不細工だったから嫌気倍増。
ふだんはそうでもないのだが、実は武尊は嫌いなものに対しては切れるのも早い。
「そっちからぶつかってきておいて、ふざけんじゃぁねえヨ。借りもんの着物がよごれちまうだろうが。」
・・・・・しかも、口も少々悪くなる。
「わかってないようだな、兄ちゃんよぉ。最近この辺で話題の比留間兄弟を知らないのが不運だったな。」
「誰だか知らねぇが人が折角感傷に浸ってるのにその気分を壊しておいて文句つけるなら・・・・」
と、武尊が言ってる最中、背後から
「武尊さん、危ない!麗し乙女の怪鳥蹴り~~~~!」
(ええ--!操ちゃん!?)
操が大きい方の男に飛び蹴りをくらわすと、
「武尊さん、逃げるわよ!」
と言って、武尊の・・よりによって左手首を掴んで走りだした。
「み、操ちゃん~~!痛~~い!」
「あ、武尊さん、ごめ-ん!」
そうは言いつつも、二人とも全速力で走り続けている。
操の蹴りに一瞬ひるんだがほとんど効いてないと見えて後ろから比留間が追いかけてくるからだ。
そんなとき、小路の影から
「こっちどすえ。」
小声で女が武尊を呼ぶ。
武尊は知らない女の人だと思ったが今はその人の声に吸い寄せられるように操を連れてその女の呼んだ店の扉に入った。