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10.接点は江戸城 (蒼紫・翁・操・夢主)
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操は手際よく湿布を巻き終えた。
「これで大丈夫だと思うわ。うちの湿布よく効くのよ。」
「ありがとう、操ちゃん。気持ちいいね、これ。」
「武尊さん、京都見物行けそう?」
「あ、全然問題ないよ。あ・・・操ちゃん、どこかに鏡ある?」
「それなら私の部屋に。爺や、武尊さん、連れて行くね。」
「おお、操もついでに支度をしてきなさい。早めに出かけてたくさん見物しなくてはのぅ。」
「分かったわ、爺や!東山方面なら、あそことあそことあそこと・・・・。」
「そうじゃ、あそこもあそこもじゃ。」
操と翁の二人で見物コースについて盛り上がっていると
「・・・・・・俺も行こう。」
と蒼紫が言った。
辺りに沈黙が漂う。
「蒼紫様?」
「蒼紫?」
盛り上がっていた二人の動きが止まる。
葵屋に帰ってきてから禅寺か奥の間で座禅を組むことしかしなかった蒼紫が町へ出る。
一体どういう風の吹き回しか?
翁は蒼紫の考えが読めず内心困惑したが操は切り替えが早かった。
「やった-!蒼紫様もご一緒してくださるなんて!」
と、くるくる回っている。
一番この状況がわからないのが武尊である。
雰囲気と会話についていけない。
「じゃ、武尊さん、私の部屋に行きましょう!」
と、半ば引きずられるように居間を後にした。
二人が出てった後、
「一体どういうことじゃ、蒼紫。先ほどといい。」
翁が蒼紫に問う。
「確かめたいことがある・・・。ただそれだけだ。」
「比古殿からの預りものじゃ。お手柔らかに頼むぞ。」
「ああ・・・。」
「これで大丈夫だと思うわ。うちの湿布よく効くのよ。」
「ありがとう、操ちゃん。気持ちいいね、これ。」
「武尊さん、京都見物行けそう?」
「あ、全然問題ないよ。あ・・・操ちゃん、どこかに鏡ある?」
「それなら私の部屋に。爺や、武尊さん、連れて行くね。」
「おお、操もついでに支度をしてきなさい。早めに出かけてたくさん見物しなくてはのぅ。」
「分かったわ、爺や!東山方面なら、あそことあそことあそこと・・・・。」
「そうじゃ、あそこもあそこもじゃ。」
操と翁の二人で見物コースについて盛り上がっていると
「・・・・・・俺も行こう。」
と蒼紫が言った。
辺りに沈黙が漂う。
「蒼紫様?」
「蒼紫?」
盛り上がっていた二人の動きが止まる。
葵屋に帰ってきてから禅寺か奥の間で座禅を組むことしかしなかった蒼紫が町へ出る。
一体どういう風の吹き回しか?
翁は蒼紫の考えが読めず内心困惑したが操は切り替えが早かった。
「やった-!蒼紫様もご一緒してくださるなんて!」
と、くるくる回っている。
一番この状況がわからないのが武尊である。
雰囲気と会話についていけない。
「じゃ、武尊さん、私の部屋に行きましょう!」
と、半ば引きずられるように居間を後にした。
二人が出てった後、
「一体どういうことじゃ、蒼紫。先ほどといい。」
翁が蒼紫に問う。
「確かめたいことがある・・・。ただそれだけだ。」
「比古殿からの預りものじゃ。お手柔らかに頼むぞ。」
「ああ・・・。」