※1 記憶を失っている時の名前は変換できません。
7.三日目の朝 (比古・夢主)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
比古清十郎は滝壺に来ていた。
この場所で剣心に剣術の稽古をよくつけてやっていた。
比古は刀を抜くと音を立てて流れ落ちてくる滝に向かって剣を放った。
滝が剣筋に合わせて割れる。
何度も。
何度も。
何度も。
滝が割れる。
武尊をこのまま行かせていいのか。
自分に問う。
もし帰ってこなかったら?
抱かなかったことを後悔しないのか。
他の男を見つけたら?
俺は正常でいられるだろうか。
こんな激しい気持ちで武尊を抱いたら三日どころか、きっと本当に壊してしまう。
それも怖かった。
(くそぅ・・。これが飛天御剣流第十三代目比古清十郎か?)
「おおおおおおおおおお!」
空が白くなるまで滝壺に雄叫びが響いていた。
最後に水浴びをしてやっと落ち着いた比古は明け方小屋に戻ってきた。
武尊は布団の中で丸まってすっかり寝入っていた。
(雌の匂いがする・・)
気付いた比古は無垢の赤子のような顔で寝ている武尊の手をとり、その中指を舐めた。
それから比古は武尊の頭を優しくなでた。
比古の目は愛おしさに溢れていた。
数度撫でた後、
「・・・栄養をつけてやらなきゃな。」
と言い囲炉裏の火をおこし、持って帰って来た魚を串に刺した。
その後食事の準備をしに比古は小屋を出た。
この場所で剣心に剣術の稽古をよくつけてやっていた。
比古は刀を抜くと音を立てて流れ落ちてくる滝に向かって剣を放った。
滝が剣筋に合わせて割れる。
何度も。
何度も。
何度も。
滝が割れる。
武尊をこのまま行かせていいのか。
自分に問う。
もし帰ってこなかったら?
抱かなかったことを後悔しないのか。
他の男を見つけたら?
俺は正常でいられるだろうか。
こんな激しい気持ちで武尊を抱いたら三日どころか、きっと本当に壊してしまう。
それも怖かった。
(くそぅ・・。これが飛天御剣流第十三代目比古清十郎か?)
「おおおおおおおおおお!」
空が白くなるまで滝壺に雄叫びが響いていた。
最後に水浴びをしてやっと落ち着いた比古は明け方小屋に戻ってきた。
武尊は布団の中で丸まってすっかり寝入っていた。
(雌の匂いがする・・)
気付いた比古は無垢の赤子のような顔で寝ている武尊の手をとり、その中指を舐めた。
それから比古は武尊の頭を優しくなでた。
比古の目は愛おしさに溢れていた。
数度撫でた後、
「・・・栄養をつけてやらなきゃな。」
と言い囲炉裏の火をおこし、持って帰って来た魚を串に刺した。
その後食事の準備をしに比古は小屋を出た。