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286.長い夜、長い物話(4)(比古・夢主)
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まだ武尊の酒は盃に残っていたが、温かい飲み物が欲しかった。
「ええと・・このへんかな?」
急須は見つけたがお茶っ葉はどこだと武尊がウロウロすると、
「悪い、こっちだ。茶は普段飲まないんでな。そこにはない。」
お茶の葉がないことを思い出した比古は、薬の入っている引き出しを開けて、紙の袋を武尊に手渡した。
武尊が中を開けると乾燥した葉がおおざっぱに砕かれたものが入っていた。
「お茶じゃないの?比古さん。」
「それはこの夏作ったドクダミ茶だ。」
「大丈夫、飲んだことある。」
武尊は袋の葉をくんくんと少し匂い、急須に入れてお湯を注ぎ、少し時間を置いている間に囲炉裏で足裏を温めた。
「いい匂いだね。比古さんも飲む?」
急須から注いだ湯のみを両手で持ちながら比古に聞く。
「俺はこっちでいい。」
と、酒の徳利を持ち上げた。
少し気も落ち着いて、座りなおした武尊は続きを話しだした。
2026.03.03
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