※1 記憶を失っている時の名前は変換できません。
281.裏切りの告白(比古・夢主)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
比古と武尊にうっすらと雪が積もっていく。
比古はこうしていても仕方がないと立ち上がり、武尊の横で地に刺さっている刀を引き抜くと武尊に声をかけた。
「立てるか?」
武尊が頷くと比古はもう片方の手で武尊の手を取り引き起こした。
自分でも意外に普通に動いていると思った武尊だったが、目下の雪面に広がる自分の血を見るとクラっときそうだった。
同じ様に真っ赤に染まった自分のシャツと、比古の白いマントにべっとりついた自分の返り血に唖然としていると比古が、
「帰るぜ。」
と優しく言った。
『何も心配ない。』
比古の目がそう武尊に言っていた。
武尊は比古の手をしっかり握りながらすぐそこの小屋へと向かった。
一歩一歩、入り口に近づくにつれ、日暮れ前に蒼紫に送ってもらい帰って来たことが遠い昔のように思い出される。
確かに今日のはずだったのに何故か果てしなく遠い日のようにも武尊は感じていた。
だが実際は帰ってきてすぐあの死闘があったのだ。
武尊の髪に顔に雪が舞い落ちる。
(蒼紫と帰ってきたのが今日で・・十六夜丸のことが夢みたいに感じる・・ああ、ちょっと混乱している、私。)
何もかもが衝撃すぎて心が飛んでいて小屋の入り口で立ち尽くしていると比古がバタバタと動いていた。
「おい、入り口でその服脱いでこのタライに入れろ。少し寒いが我慢しろ。今手ぬぐいを持って来てやる。」
大きなたらいが足元に投げ置かれた音に武尊はハッとした。
(ああ、このまま中に入って服脱いだら確かに床が汚れる・・・そうだよね・・ああ、寒い!けど脱ぐしかない~!)
我に返ってみると、雪が積もるこの年の暮、・・の山の奥。
張り詰めた気が緩むと急に冷気が肌を刺しブルルっと武尊は鳥肌を立てた。
「脱いだらすぐ中に入れ!」
と小屋の中から比古の声が飛んで来たので武尊は慌てて血がたっぷり沁み込んだシャツとさらしをタライに放り込んで小屋の中へ駆け込んだ・・もちろん胸を隠しながら・・。
比古はこうしていても仕方がないと立ち上がり、武尊の横で地に刺さっている刀を引き抜くと武尊に声をかけた。
「立てるか?」
武尊が頷くと比古はもう片方の手で武尊の手を取り引き起こした。
自分でも意外に普通に動いていると思った武尊だったが、目下の雪面に広がる自分の血を見るとクラっときそうだった。
同じ様に真っ赤に染まった自分のシャツと、比古の白いマントにべっとりついた自分の返り血に唖然としていると比古が、
「帰るぜ。」
と優しく言った。
『何も心配ない。』
比古の目がそう武尊に言っていた。
武尊は比古の手をしっかり握りながらすぐそこの小屋へと向かった。
一歩一歩、入り口に近づくにつれ、日暮れ前に蒼紫に送ってもらい帰って来たことが遠い昔のように思い出される。
確かに今日のはずだったのに何故か果てしなく遠い日のようにも武尊は感じていた。
だが実際は帰ってきてすぐあの死闘があったのだ。
武尊の髪に顔に雪が舞い落ちる。
(蒼紫と帰ってきたのが今日で・・十六夜丸のことが夢みたいに感じる・・ああ、ちょっと混乱している、私。)
何もかもが衝撃すぎて心が飛んでいて小屋の入り口で立ち尽くしていると比古がバタバタと動いていた。
「おい、入り口でその服脱いでこのタライに入れろ。少し寒いが我慢しろ。今手ぬぐいを持って来てやる。」
大きなたらいが足元に投げ置かれた音に武尊はハッとした。
(ああ、このまま中に入って服脱いだら確かに床が汚れる・・・そうだよね・・ああ、寒い!けど脱ぐしかない~!)
我に返ってみると、雪が積もるこの年の暮、・・の山の奥。
張り詰めた気が緩むと急に冷気が肌を刺しブルルっと武尊は鳥肌を立てた。
「脱いだらすぐ中に入れ!」
と小屋の中から比古の声が飛んで来たので武尊は慌てて血がたっぷり沁み込んだシャツとさらしをタライに放り込んで小屋の中へ駆け込んだ・・もちろん胸を隠しながら・・。
1/4ページ