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翌早朝、まだ薄暗い中蒼紫は目が覚めた。
テントの中には自分の他に気配が二つ。
蒼紫は起き上がりサンダルを履くと外に出た。
するとすぐにもう一人テントから出てきた。
「もう大丈夫なのか。」
「ああ、もう何ともないよ。昨日は悪かったね兄さん、せっかく家族で来たのに。まだ早いし寝てていいよ。」
「夕べはここ何年もないぐらいに早い時間に寝てしまったからな。睡眠時間はもう十分だ。」
と、一は煙草に火を点けた。
「早いって何時さ。」
「9時ぐらいか?」
蒼紫は信じられないような顔で兄を見た。
「何でまた・・・・。」
「ぶっ倒れたのはお前だけじゃなかったぞ。」
一は苦笑いをして茶色の空瓶を蒼紫に投げてよこした。
「これって・・・・まさか!全部!?」
「そのまさかだ。阿呆が・・・。」
蒼紫は考えもしなかった事態に唖然とした。
「お前も倒れ、武尊も倒れ、携帯の充電は切れるわ・・・やることが本当になくてな。で、何処へ行く、こんな薄暗い時間から。」
「ちょっとね・・・。」
と、蒼紫が歩き出すと一は煙草を消し蒼紫の後ろからついて歩いた。
「ついてこなくていいよ兄さん。」
と蒼紫が後ろを振り向くと一は、
「俺もこっちに用があるんだ。」
と言った。
「この先だ。」
と一が歩きながら、まだ黒いクヌギの森を指さした。
「・・・なんだ、兄さんもか。」
「蒼紫もか。」
「きっとここなら大きいのがいるんじゃないかってね。」
「じゃあ・・・勝負するか?どっちが武尊に気にいってもらえるものが採れるのか。」
「・・・いいよ、兄さん。勝った方が武尊を映画に誘えるっていうのはどう?」
「いいのか?指を咥えて見ているはめになるのはお前の方だぞ。」
「兄さんこそ勝負の前にそんな軽口たたいでいいのかな。」
ということでそこから二人は分かれて森に入って行った。
テントの中には自分の他に気配が二つ。
蒼紫は起き上がりサンダルを履くと外に出た。
するとすぐにもう一人テントから出てきた。
「もう大丈夫なのか。」
「ああ、もう何ともないよ。昨日は悪かったね兄さん、せっかく家族で来たのに。まだ早いし寝てていいよ。」
「夕べはここ何年もないぐらいに早い時間に寝てしまったからな。睡眠時間はもう十分だ。」
と、一は煙草に火を点けた。
「早いって何時さ。」
「9時ぐらいか?」
蒼紫は信じられないような顔で兄を見た。
「何でまた・・・・。」
「ぶっ倒れたのはお前だけじゃなかったぞ。」
一は苦笑いをして茶色の空瓶を蒼紫に投げてよこした。
「これって・・・・まさか!全部!?」
「そのまさかだ。阿呆が・・・。」
蒼紫は考えもしなかった事態に唖然とした。
「お前も倒れ、武尊も倒れ、携帯の充電は切れるわ・・・やることが本当になくてな。で、何処へ行く、こんな薄暗い時間から。」
「ちょっとね・・・。」
と、蒼紫が歩き出すと一は煙草を消し蒼紫の後ろからついて歩いた。
「ついてこなくていいよ兄さん。」
と蒼紫が後ろを振り向くと一は、
「俺もこっちに用があるんだ。」
と言った。
「この先だ。」
と一が歩きながら、まだ黒いクヌギの森を指さした。
「・・・なんだ、兄さんもか。」
「蒼紫もか。」
「きっとここなら大きいのがいるんじゃないかってね。」
「じゃあ・・・勝負するか?どっちが武尊に気にいってもらえるものが採れるのか。」
「・・・いいよ、兄さん。勝った方が武尊を映画に誘えるっていうのはどう?」
「いいのか?指を咥えて見ているはめになるのはお前の方だぞ。」
「兄さんこそ勝負の前にそんな軽口たたいでいいのかな。」
ということでそこから二人は分かれて森に入って行った。