※1 記憶を失っている時の名前は変換できません。
火花
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
(う、羨ましい・・。)
うつ伏せに寝た蒼紫の背中を武尊がやさしく日焼け後のローションを塗っていく。
一の目が無意識に武尊の手を追い、無意識にそう思ってしまっていた。
イライラを誤魔化す為に一は煙草に火を点ける。
ぷはーっと一息吐いて、一は台所の換気扇の下に移動した。
視線はりビングの二人固定のまま。
煙草をスパスパ吸いながら現実逃避の為一は思わず他の事を妄想した・・例えば武尊と二人きりで出かけるビーチ。
自分が寝転がり武尊にサンオイルを塗るように指示し、途中で武尊の腕を掴み武尊をレジャーシートの上に引き倒し今度は自分が武尊にサンオイルを背中に塗ってやる妄想。
そしてその手を柔らかな武尊の胸に滑り込ませ武尊が『ぁ・・』と恥じらう声を思わずあげる・・
という所で現実の武尊の声がした。
「はい、背中はお終い!あとは自分で塗ってね。それから着替え。」
武尊はそういうと気持ちよさそうに目を閉じている蒼紫の顔の横に着替え一セットを置いた。
蒼紫は夢か天国かと思うほど至福の時間を味わっていた。
生きててよかったと心底感動し、兄一に対するこの上ない優越感で幸福感に満たされた。
「嗚呼。」
思わずだらしなく笑みがこぼれるのが分かるほどだ。
蒼紫はゆっくり瞼を開き武尊に礼を言い体を起こした。
「着替えてくる。」
「うん。」
武尊も笑顔で蒼紫に答えた。
2018.8.20
うつ伏せに寝た蒼紫の背中を武尊がやさしく日焼け後のローションを塗っていく。
一の目が無意識に武尊の手を追い、無意識にそう思ってしまっていた。
イライラを誤魔化す為に一は煙草に火を点ける。
ぷはーっと一息吐いて、一は台所の換気扇の下に移動した。
視線はりビングの二人固定のまま。
煙草をスパスパ吸いながら現実逃避の為一は思わず他の事を妄想した・・例えば武尊と二人きりで出かけるビーチ。
自分が寝転がり武尊にサンオイルを塗るように指示し、途中で武尊の腕を掴み武尊をレジャーシートの上に引き倒し今度は自分が武尊にサンオイルを背中に塗ってやる妄想。
そしてその手を柔らかな武尊の胸に滑り込ませ武尊が『ぁ・・』と恥じらう声を思わずあげる・・
という所で現実の武尊の声がした。
「はい、背中はお終い!あとは自分で塗ってね。それから着替え。」
武尊はそういうと気持ちよさそうに目を閉じている蒼紫の顔の横に着替え一セットを置いた。
蒼紫は夢か天国かと思うほど至福の時間を味わっていた。
生きててよかったと心底感動し、兄一に対するこの上ない優越感で幸福感に満たされた。
「嗚呼。」
思わずだらしなく笑みがこぼれるのが分かるほどだ。
蒼紫はゆっくり瞼を開き武尊に礼を言い体を起こした。
「着替えてくる。」
「うん。」
武尊も笑顔で蒼紫に答えた。
2018.8.20