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蒼紫ヴァレンタインに苦戦する・の巻
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(そうか・・ヴァレンタイン・・武尊も誰かにチョコを渡すのか・・もしかして今日の料理とは手作りチョコレートか!?)
冷たい風を切りながら蒼紫はアクセルを吹かした。
そんな蒼紫の脳裏を昨年のクリスマスの日の事がよぎった・・
武尊と二人で静かに過ごすはずだったクリスマスイブ。
なのに蒼紫が武尊へのクリスマスプレゼントをポケットに忍ばせて帰って来ると東京の警視庁で忙しくしているはずの一がうちにいたのだ。
しかもエジプトにいるはずの伯父も一緒に。
武尊はたいそう喜んでいたが蒼紫の心中は複雑だったのだ。
次の行事はヴァレンタイン・・
クリスマスの時には伝えられなかった自分の気持ち。
自分はやっぱり妹の兄だからと一度は口にしかけた言葉を飲み込んだのだったが今度こそ長兄は帰って来ているはずもなく、勇気をもって長年しまい込んでいた気持ちを伝えるべきではないか。
『今は男から女にチョコを渡す時代ですぜ。』
式尉の言葉が蒼紫の脳内に何度もリフレインする。
コンビニの前のヴァレンタインのチョコの垂れ幕に何度も寄ろうと考えたのだが結局何処にも寄れずそのまま蒼紫は家に戻ったのだった。
冷たい風を切りながら蒼紫はアクセルを吹かした。
そんな蒼紫の脳裏を昨年のクリスマスの日の事がよぎった・・
武尊と二人で静かに過ごすはずだったクリスマスイブ。
なのに蒼紫が武尊へのクリスマスプレゼントをポケットに忍ばせて帰って来ると東京の警視庁で忙しくしているはずの一がうちにいたのだ。
しかもエジプトにいるはずの伯父も一緒に。
武尊はたいそう喜んでいたが蒼紫の心中は複雑だったのだ。
次の行事はヴァレンタイン・・
クリスマスの時には伝えられなかった自分の気持ち。
自分はやっぱり妹の兄だからと一度は口にしかけた言葉を飲み込んだのだったが今度こそ長兄は帰って来ているはずもなく、勇気をもって長年しまい込んでいた気持ちを伝えるべきではないか。
『今は男から女にチョコを渡す時代ですぜ。』
式尉の言葉が蒼紫の脳内に何度もリフレインする。
コンビニの前のヴァレンタインのチョコの垂れ幕に何度も寄ろうと考えたのだが結局何処にも寄れずそのまま蒼紫は家に戻ったのだった。