※1 記憶を失っている時の名前は変換できません。
魅惑の黒
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
一方武尊は、兄が出かけた後、ガチャっと玄関にカギをかけ、大急ぎで自分の部屋へ戻った。
そして先ほど隠した店長からもらったという袋をベッドの間から取り出し中身を覗いた。
何度見ても中には先程と同じ黒のレース地の布。
「やっぱりこれって・・・。」
武尊はある程度予測しながらそれを取り出した。
それは昨年武尊がウインドウ越しにいいなと思った黒の総レース地のブラジャーとショーツだった。
(どうしてこれを私にくれたんだろ・・?)
と、武尊は思いながらブラを広げてみる段階で手に吸いついてくるようなしっとり感がすでにあった。
(シルク100%って書いてある。シルクってこんな手触りなんだ・・。)
初めて手に取ったシルクの感触に武尊は感心しながらよく見てみると花と蝶の刺繍がしてあった。
そのデザインと細かな模様に武尊は感動しながらも困惑した。
(でもこれって・・すけすけだよね?)
ちょっと引いたものの、武尊が想像する大人の魅力がそのブラから溢れていた。
武尊は憧れとその魅力に負けて今着ていたTシャツとブラを脱いでレースのブラをつけて姿見の前に立った。
もらい物だというのにすでに身体の一部のようなフィット感に驚きながら鏡の中の自分を見て武尊は驚いた。
ドキ・・。
毎日見慣れている自分の姿のはずなのに心臓がドキドキした。
いつもとは違う自分。
締め付けも底上げパッドもないのに形がよく見えるのは気のせいだろうか。
寝る時もつけていたいと思ってしまうブラだったが乳首まで色と形がわかるのは自分の身体なのに正直恥ずかしいと思った。
そんな複雑な気持ちだったが結果、大満足の武尊だった。
武尊はできれば下の方もはきたかったと思ったが、今は生理の真っ最中、はくわけにはいかない。
上下で合わせてみればどんなに素敵なんだろうかと想像しながらベッドの上に置いたショーツを手に取ったがそれを広げて思わず、
「あ。」
と、声を出した。
「店長さんにこれ不良品だって教えてあげないといけないな。幸いまだはいてないし・・。でもこんなんじゃ困るよね、真ん中切れてるもん。」
武尊は独り言を言ってしみじみとそのショーツを見た。
女性の大事な所を隠すはずの場所に大きくスリットが入っていたショーツ。
返品を考えて武尊はブラを取り、ショーツと一緒に袋に入れ直した。
けれども武尊は思った。
いつもと違って見えた自分は驚きはしたけど嫌ではなかったと。
そして望む通りにぐっと大人びて見えた自分をいったい誰に見せたかったのだろうか・・・と。
その時洗濯機の終了を告げる音がピーピーとなった。
武尊はまた下着をベッドの隙間に隠すと洗濯物を干す為に下へ降りて行った。
2014.08.25
そして先ほど隠した店長からもらったという袋をベッドの間から取り出し中身を覗いた。
何度見ても中には先程と同じ黒のレース地の布。
「やっぱりこれって・・・。」
武尊はある程度予測しながらそれを取り出した。
それは昨年武尊がウインドウ越しにいいなと思った黒の総レース地のブラジャーとショーツだった。
(どうしてこれを私にくれたんだろ・・?)
と、武尊は思いながらブラを広げてみる段階で手に吸いついてくるようなしっとり感がすでにあった。
(シルク100%って書いてある。シルクってこんな手触りなんだ・・。)
初めて手に取ったシルクの感触に武尊は感心しながらよく見てみると花と蝶の刺繍がしてあった。
そのデザインと細かな模様に武尊は感動しながらも困惑した。
(でもこれって・・すけすけだよね?)
ちょっと引いたものの、武尊が想像する大人の魅力がそのブラから溢れていた。
武尊は憧れとその魅力に負けて今着ていたTシャツとブラを脱いでレースのブラをつけて姿見の前に立った。
もらい物だというのにすでに身体の一部のようなフィット感に驚きながら鏡の中の自分を見て武尊は驚いた。
ドキ・・。
毎日見慣れている自分の姿のはずなのに心臓がドキドキした。
いつもとは違う自分。
締め付けも底上げパッドもないのに形がよく見えるのは気のせいだろうか。
寝る時もつけていたいと思ってしまうブラだったが乳首まで色と形がわかるのは自分の身体なのに正直恥ずかしいと思った。
そんな複雑な気持ちだったが結果、大満足の武尊だった。
武尊はできれば下の方もはきたかったと思ったが、今は生理の真っ最中、はくわけにはいかない。
上下で合わせてみればどんなに素敵なんだろうかと想像しながらベッドの上に置いたショーツを手に取ったがそれを広げて思わず、
「あ。」
と、声を出した。
「店長さんにこれ不良品だって教えてあげないといけないな。幸いまだはいてないし・・。でもこんなんじゃ困るよね、真ん中切れてるもん。」
武尊は独り言を言ってしみじみとそのショーツを見た。
女性の大事な所を隠すはずの場所に大きくスリットが入っていたショーツ。
返品を考えて武尊はブラを取り、ショーツと一緒に袋に入れ直した。
けれども武尊は思った。
いつもと違って見えた自分は驚きはしたけど嫌ではなかったと。
そして望む通りにぐっと大人びて見えた自分をいったい誰に見せたかったのだろうか・・・と。
その時洗濯機の終了を告げる音がピーピーとなった。
武尊はまた下着をベッドの隙間に隠すと洗濯物を干す為に下へ降りて行った。
2014.08.25