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謎の占い師
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あれから小一時間二人は玄関にいた。
一は昨日武尊と電話で話をした時、今晩と明日の夜は蒼紫が合宿でいないということにはたと気が付き、ただ武尊と二人きりになりたいがためだけに急遽、盆休みを前倒しでもらって新幹線で帰ってきたのであった。
理由はともあれ、帰っていてよかったと思った。
武尊は泣いていた。
ようやく落ち着いてきたころ、一は武尊にシャワーでも浴びて少し休むように言った。
一は帰宅してすぐにシャワーを浴びてすでに居間でビールを飲んでいた所だった。
一は何が武尊に起こったのか、解明しなければ・・・と、煙草をふかしていると武尊がシャワーから出てきて居間に一歩入って来たところで立ち止まった。
「武尊、少し休め。夕飯は俺が何か作っておく。」
「御飯・・・欲しくない・・・。」
武尊は小さくそう返事をした。
一はこれは重症だな・・・と煙草の煙を吐いていたら武尊が、
「怖いの・・・一にい・・・一緒に寝て・・・。」
一を一瞬目を見開くが、武尊の様子が尋常ではないと分かっているのでとりあえず言うとおりにしようと煙草を咥え、片手に缶ビールを持ち立ち上がった。
「武尊の部屋と俺の部屋、どっちで寝るんだ。」
「一にいの匂いのする一にいの部屋がいい・・・。」
武尊は一の腕にしがみつくようにして一緒に階段を上がり一の部屋へと入って行った。
2014.08.07
一は昨日武尊と電話で話をした時、今晩と明日の夜は蒼紫が合宿でいないということにはたと気が付き、ただ武尊と二人きりになりたいがためだけに急遽、盆休みを前倒しでもらって新幹線で帰ってきたのであった。
理由はともあれ、帰っていてよかったと思った。
武尊は泣いていた。
ようやく落ち着いてきたころ、一は武尊にシャワーでも浴びて少し休むように言った。
一は帰宅してすぐにシャワーを浴びてすでに居間でビールを飲んでいた所だった。
一は何が武尊に起こったのか、解明しなければ・・・と、煙草をふかしていると武尊がシャワーから出てきて居間に一歩入って来たところで立ち止まった。
「武尊、少し休め。夕飯は俺が何か作っておく。」
「御飯・・・欲しくない・・・。」
武尊は小さくそう返事をした。
一はこれは重症だな・・・と煙草の煙を吐いていたら武尊が、
「怖いの・・・一にい・・・一緒に寝て・・・。」
一を一瞬目を見開くが、武尊の様子が尋常ではないと分かっているのでとりあえず言うとおりにしようと煙草を咥え、片手に缶ビールを持ち立ち上がった。
「武尊の部屋と俺の部屋、どっちで寝るんだ。」
「一にいの匂いのする一にいの部屋がいい・・・。」
武尊は一の腕にしがみつくようにして一緒に階段を上がり一の部屋へと入って行った。
2014.08.07