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陶芸修行(その1)(明治・京都)
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それなのに、河原へ下りて目に入ったのは、比古と大きな木の樽?みたいなもの。
それについている煙突から煙が出ている。
「おう、どうした武尊。」
と、目を大きく開けて見ている武尊に比古が話しかけた。
「煙のにおいがしたから火事かと思って慌てて来たんです・・・・・って、何ですか?これ?」
と、武尊が言うと、
「見てわからねぇか、風呂だよ風呂。鉄砲風呂だ武尊。」
「鉄砲風呂?」
武尊が腰の高さほどもある木の樽に近づいて見ると、確かに中に水が張ってある。
それでもって片方の端に、何と言うか・・・・、四角い鉄の箱に煙突がついてあって、その四角い箱が樽の横に埋め込まれていて。
お風呂の中にその四角い鉄のストーブがあると言った方がいいのだろうか・・・。
その黒い鉄の箱みたいな物には口が開いていて上に薪を入れ下から灰を出す仕組みになっていた。
武尊が興味深くその風呂の周りをぐるぐる回って観察して、
「すご~い、うまいことできてるんですね。」
っと、武尊が感心して言うと、比古が得意気に話し出した。
「こいつは鉄砲風呂と言って江戸のころからあったみたいだな。」
と、風呂のふちをパシっとたたきながら比古が言う。
「でも、大きいんですね。こんなのが江戸の長屋に入るんですか?」
「長屋に風呂があるわけないだろう。武家や金持ちの屋敷だよ。といっても最近はそれでも増えて来たらしいがな。ただし、この大きさは俺の好みだ。ここでは大きさは関係ないからな。水汲みが大変なだけだ。」
「確かに水汲みが大変そうですね・・・・。」
武尊は水汲みは自分の仕事になりそうだと、ちょっとくらっときた。
しかしまた、なんでこんな山奥の二人しかいない所でこんなに大きい風呂がいるんだ?
確かに比古さんサイズ・・・・。何でも大きいのが好みなのか、比古さんは。
何となく納得・・・・と、思っていると、比古が、
「武尊、ちょっとその手、洗ってこい。」
と、武尊の粘土でカピカピになった手を見て言った。
「あ・・・、そうですね。もう夕飯の支度をしないと・・・。」
と、言って武尊は川べりでしゃぶしゃぶと手を洗った。
手を洗って振り向くと、
「わっ!比古さん!」
と、武尊は比古を見て驚いた。
比古はすでにふんどし一丁だった。
「何を驚いていやがる。風呂に入るのだから脱ぐのは当たり前だろう。おい、ちょっとこっちへ来て手を浸けてみろ。」
と言って比古が手招きした。
「もう入れる温度なんですか?」
と、言いながら武尊は比古の側へ行って風呂の縁の方から手を浸けてみると丁度適温で、
「うわ-気持ちいいお湯ですね-!」
と、武尊は喜んだ。
「だろう?」
と、比古はますます得意気になった。
「すご-い!比古さん!本当に何でもできちゃうんですね!」
「フッ、真の天才だからな、俺は。」
「じゃ、早く夕飯作ってこなくっちゃ!比古さんはゆっくり入っていてくださいね!」
と、武尊がダッシュしようとすると、むんずと、襟首を掴まれた。
「馬鹿、武尊も一緒に入るんだよ。」
と言われ、あっという間に武尊は比古に着物を脱がされてしまった。
「やだ!馬鹿!!比古さんのすけべ!」
と武尊が暴れると、
「何今更言ってやがる、いつも見てるだろう。」
と、言って武尊の脇をかかえ湯船にぽちゃんと、武尊を入れた。
そして素早く自分もふんどしを取ると大股でまたいでざぶんを身を沈めた。
「わっ、溢れる-!」
と、武尊が慌てるぐらいお湯は急激にかさを増し、ザバ-っと溢れた。
「比古さん大きいから・・・・。」
と、波打つ表面を見ながら武尊が言った。
「でも・・・・・・、気持ちがいい・・・・・。」
思わず武尊が空を仰ぎながら目をつむってお風呂のありがたさを実感した。
山の生活でお風呂に入れるなんて・・・・。
(し・あ・わ・せ・・・・・・。)
そんな顔をする武尊を見て比古は満足そうに頷いた。
それについている煙突から煙が出ている。
「おう、どうした武尊。」
と、目を大きく開けて見ている武尊に比古が話しかけた。
「煙のにおいがしたから火事かと思って慌てて来たんです・・・・・って、何ですか?これ?」
と、武尊が言うと、
「見てわからねぇか、風呂だよ風呂。鉄砲風呂だ武尊。」
「鉄砲風呂?」
武尊が腰の高さほどもある木の樽に近づいて見ると、確かに中に水が張ってある。
それでもって片方の端に、何と言うか・・・・、四角い鉄の箱に煙突がついてあって、その四角い箱が樽の横に埋め込まれていて。
お風呂の中にその四角い鉄のストーブがあると言った方がいいのだろうか・・・。
その黒い鉄の箱みたいな物には口が開いていて上に薪を入れ下から灰を出す仕組みになっていた。
武尊が興味深くその風呂の周りをぐるぐる回って観察して、
「すご~い、うまいことできてるんですね。」
っと、武尊が感心して言うと、比古が得意気に話し出した。
「こいつは鉄砲風呂と言って江戸のころからあったみたいだな。」
と、風呂のふちをパシっとたたきながら比古が言う。
「でも、大きいんですね。こんなのが江戸の長屋に入るんですか?」
「長屋に風呂があるわけないだろう。武家や金持ちの屋敷だよ。といっても最近はそれでも増えて来たらしいがな。ただし、この大きさは俺の好みだ。ここでは大きさは関係ないからな。水汲みが大変なだけだ。」
「確かに水汲みが大変そうですね・・・・。」
武尊は水汲みは自分の仕事になりそうだと、ちょっとくらっときた。
しかしまた、なんでこんな山奥の二人しかいない所でこんなに大きい風呂がいるんだ?
確かに比古さんサイズ・・・・。何でも大きいのが好みなのか、比古さんは。
何となく納得・・・・と、思っていると、比古が、
「武尊、ちょっとその手、洗ってこい。」
と、武尊の粘土でカピカピになった手を見て言った。
「あ・・・、そうですね。もう夕飯の支度をしないと・・・。」
と、言って武尊は川べりでしゃぶしゃぶと手を洗った。
手を洗って振り向くと、
「わっ!比古さん!」
と、武尊は比古を見て驚いた。
比古はすでにふんどし一丁だった。
「何を驚いていやがる。風呂に入るのだから脱ぐのは当たり前だろう。おい、ちょっとこっちへ来て手を浸けてみろ。」
と言って比古が手招きした。
「もう入れる温度なんですか?」
と、言いながら武尊は比古の側へ行って風呂の縁の方から手を浸けてみると丁度適温で、
「うわ-気持ちいいお湯ですね-!」
と、武尊は喜んだ。
「だろう?」
と、比古はますます得意気になった。
「すご-い!比古さん!本当に何でもできちゃうんですね!」
「フッ、真の天才だからな、俺は。」
「じゃ、早く夕飯作ってこなくっちゃ!比古さんはゆっくり入っていてくださいね!」
と、武尊がダッシュしようとすると、むんずと、襟首を掴まれた。
「馬鹿、武尊も一緒に入るんだよ。」
と言われ、あっという間に武尊は比古に着物を脱がされてしまった。
「やだ!馬鹿!!比古さんのすけべ!」
と武尊が暴れると、
「何今更言ってやがる、いつも見てるだろう。」
と、言って武尊の脇をかかえ湯船にぽちゃんと、武尊を入れた。
そして素早く自分もふんどしを取ると大股でまたいでざぶんを身を沈めた。
「わっ、溢れる-!」
と、武尊が慌てるぐらいお湯は急激にかさを増し、ザバ-っと溢れた。
「比古さん大きいから・・・・。」
と、波打つ表面を見ながら武尊が言った。
「でも・・・・・・、気持ちがいい・・・・・。」
思わず武尊が空を仰ぎながら目をつむってお風呂のありがたさを実感した。
山の生活でお風呂に入れるなんて・・・・。
(し・あ・わ・せ・・・・・・。)
そんな顔をする武尊を見て比古は満足そうに頷いた。