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《葵屋恒例豆まき大会》 京都・ちょいパロ
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蒼紫が裏山に入るとすぐ式尉が仁王立ちで立っていた。
式尉の腰には落花生入りの袋が結わえてある。
「御頭・・・、ずいぶんゆっくりだったじゃないですか。俺は待ちくたびれてしまいましたぜ。」
と式尉はにやりとして言った。
「それはすまなかった。」
言葉少なに返答する蒼紫。
だが二人とも目は笑っていない。
「こうやって睨み合うのもお前が薩摩の隠密で江戸城へ忍びこんだ時以来だな。」
と蒼紫が言う。
式尉はにやりから、ふっ、とした笑顔で笑うと
「こんな機会は二度とねぇと思いますぜ、御頭。こんなに強くさせていただいた成果を御頭に見ていただく時が来るなんて。俺は嬉しいですぜ。」
と言うと式尉は地面に置いてあった巨大な二つの鉄球に付いている鎖を握った。
ひゅるる~と、風が二人の間を駆け抜ける。
その風が一瞬、凪いだ瞬間、
「御頭!いざ、勝負!」
と、式尉が怒涛の声を上げ、鎖鉄球を蒼紫に投げつけた。
式尉の腰には落花生入りの袋が結わえてある。
「御頭・・・、ずいぶんゆっくりだったじゃないですか。俺は待ちくたびれてしまいましたぜ。」
と式尉はにやりとして言った。
「それはすまなかった。」
言葉少なに返答する蒼紫。
だが二人とも目は笑っていない。
「こうやって睨み合うのもお前が薩摩の隠密で江戸城へ忍びこんだ時以来だな。」
と蒼紫が言う。
式尉はにやりから、ふっ、とした笑顔で笑うと
「こんな機会は二度とねぇと思いますぜ、御頭。こんなに強くさせていただいた成果を御頭に見ていただく時が来るなんて。俺は嬉しいですぜ。」
と言うと式尉は地面に置いてあった巨大な二つの鉄球に付いている鎖を握った。
ひゅるる~と、風が二人の間を駆け抜ける。
その風が一瞬、凪いだ瞬間、
「御頭!いざ、勝負!」
と、式尉が怒涛の声を上げ、鎖鉄球を蒼紫に投げつけた。