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BAR・料亭葵屋別邸(現代兄弟編・ギャグ)
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ここは京都にある老舗の料亭葵屋---の別邸のBAR。
昼間はコーヒー店だが夜はバーに変わる木製のインテリアで統一した小さいが隠れ家的な店だ。
武尊は時々手伝いに入る。
開店30分前。
カララン
店の入り口の呼び鈴が鳴る。
「開店までもう少々お待ちくださ・・・・あ、操ちゃん。」
巻町操、未成年。先代の大旦那様のお孫さんだ。
ときどきこうやってお店に来る。
「武尊さん~、蒼紫様いる~~~?。」
「操ちゃん~~、まさかと思うけど・・・・飲んでる?」
「ヒック。にょんでないよ~~~~~ぉ。」
「なんだ操、だれにそそのかされた。」
奥で氷を削っていた蒼紫が削り道具を持ってカウンターに顔を出す。
「そそのかされたんじゃないの~蒼紫様~。今日は同級生の結婚式があって呼ばれたから行って来たにょ~。」
「同級生?結婚式?」
武尊は思わず聞き返す。
(結婚早いな~~。)
「で、その時同じテーブルの友達に言われたの。『あんたも思い人がいるならとっとと告って結婚しちゃいなって!』」
「だから・・・・だから・・・、蒼紫様!私と結婚して下さい!!!」
ガスッ!
蒼紫が丸く削っていた氷が粉々に飛び散った。
(わお------!!)
武尊は、蒼紫と操を交互に見る。
(すごい瞬間を見てしまったかも・・・・・。ああ、だからこんなに飲んでたんだ。操ちゃんすごいよ、告るなんて。)
蒼紫が私を見ている。
なになに・・・・助け舟を出せって・・・・。
蒼紫が目で訴える。
(蒼紫、いつまでも操ちゃんから逃げてないでちゃんと結論だしなさい!)
って、思うけど、実際どうなんだろ。
蒼紫と操が固まったままなので、とりあえずこの緊張を何とかしようと操に声をかける。
「操ちゃん、操ちゃんにおまじないしてあげる。ちょっと待ってて。」
そう言って武尊は淡い白色の下にピンクのグラデーションのあるドリンクを持ってきた。
「はい、操ちゃんに。『初恋』っていうカクテル。今日はノンアルコールにしてあるけど。いつか思いが叶います様にっていう願いをこめて。」
そう言って操に手渡す。
(蒼紫・・・どうしてそこで私をが睨む。)
「武尊さ~~ん。」
そう言って操は泣き出した。
「はいはい。」
武尊はカウンダーから出て操をよしよしした。
操は少し泣いて武尊の作ったカクテルを飲んで、
「すごくおいしい!」
と言った後、すぐに眠ってしまった。
昼間はコーヒー店だが夜はバーに変わる木製のインテリアで統一した小さいが隠れ家的な店だ。
武尊は時々手伝いに入る。
開店30分前。
カララン
店の入り口の呼び鈴が鳴る。
「開店までもう少々お待ちくださ・・・・あ、操ちゃん。」
巻町操、未成年。先代の大旦那様のお孫さんだ。
ときどきこうやってお店に来る。
「武尊さん~、蒼紫様いる~~~?。」
「操ちゃん~~、まさかと思うけど・・・・飲んでる?」
「ヒック。にょんでないよ~~~~~ぉ。」
「なんだ操、だれにそそのかされた。」
奥で氷を削っていた蒼紫が削り道具を持ってカウンターに顔を出す。
「そそのかされたんじゃないの~蒼紫様~。今日は同級生の結婚式があって呼ばれたから行って来たにょ~。」
「同級生?結婚式?」
武尊は思わず聞き返す。
(結婚早いな~~。)
「で、その時同じテーブルの友達に言われたの。『あんたも思い人がいるならとっとと告って結婚しちゃいなって!』」
「だから・・・・だから・・・、蒼紫様!私と結婚して下さい!!!」
ガスッ!
蒼紫が丸く削っていた氷が粉々に飛び散った。
(わお------!!)
武尊は、蒼紫と操を交互に見る。
(すごい瞬間を見てしまったかも・・・・・。ああ、だからこんなに飲んでたんだ。操ちゃんすごいよ、告るなんて。)
蒼紫が私を見ている。
なになに・・・・助け舟を出せって・・・・。
蒼紫が目で訴える。
(蒼紫、いつまでも操ちゃんから逃げてないでちゃんと結論だしなさい!)
って、思うけど、実際どうなんだろ。
蒼紫と操が固まったままなので、とりあえずこの緊張を何とかしようと操に声をかける。
「操ちゃん、操ちゃんにおまじないしてあげる。ちょっと待ってて。」
そう言って武尊は淡い白色の下にピンクのグラデーションのあるドリンクを持ってきた。
「はい、操ちゃんに。『初恋』っていうカクテル。今日はノンアルコールにしてあるけど。いつか思いが叶います様にっていう願いをこめて。」
そう言って操に手渡す。
(蒼紫・・・どうしてそこで私をが睨む。)
「武尊さ~~ん。」
そう言って操は泣き出した。
「はいはい。」
武尊はカウンダーから出て操をよしよしした。
操は少し泣いて武尊の作ったカクテルを飲んで、
「すごくおいしい!」
と言った後、すぐに眠ってしまった。