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とある夏の日(明治・神谷道場)
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このお話は管理人が何となく描いたTOP絵を眺めているうちに思い浮かんだ適当なお話です。(笑)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「ねぇ、剣心・・」
薫殿が一人きりでの朝稽古の後、甘ったるい声で拙者を呼んだ。
「何でござるか薫殿、朝餉の支度ならちゃんと出来てるでござるが・・。」
「違うの剣心。」
薫殿は竹刀を片付け拙者の方へ近づいた。
そして更に甘い声で、
「今日は弥彦もいないし・・ね、剣心・・」
と拙者の耳に息がかかるくらいに囁いた。
薫殿からその声と同じくらい甘い匂いが薫殿の汗と交じり拙者の鼻腔をくすぐる。
思わずドキっとした拙者は思わず薫殿から顔を背けた。
(ま・まさかこんな朝から拙者を誘っているのでござるか!?いくら弥彦がいないからとはいえこんなに露骨に男を誘うなんて薫殿に限って・・)
そう思いチラリと薫殿の顔を見るが期待に満ちたその目はキラキラと輝いている。
しかも稽古により血流が良くなった以上に頬を染めた顔を見せられるとこちらの心臓も跳ねた。
(この間かなり欲に任せて薫殿を抱いたからなぁ・・。)
と思うと同時にさのの言葉が脳裏を過ぎる。
『剣心、嬢ちゃんみたいなタイプはよ、すっげぇ化けるんだとよ。』
『なっ・・!さの、どこでそのような情報を!』
『ネタも何も、嬢ちゃんって分かりやすいぐらい一途だろ、そういう奴が男を知ると二人きりなんかになるとこっちが驚くぐらい求められちゃったりするんだとさ。』
(さのの言葉通りか!それともそれ程までに拙者がよかったのか・・)
頭の中でアレコレもやもやしている拙者に薫殿は指で拙者の頬をつつーっと撫でた。
「か、薫殿!ここは神聖な道場でござるよ。」
ここでナニはいかんと拙者は慌てて薫殿をたしなめた。
ここで何故か突然師匠が富士山の山の様に上から見下ろして拙者を笑う姿が目に浮かんだ。
(なんでこんな時に師匠を思い出すんだ。・・くそっ、こんな時こそ師匠のようなずうずうしさが欲しいでござる!)
そんな拙者の葛藤も知らずに薫殿の指は更に拙者の頬をツンツンする。
「ねぇ、剣心。お・ね・が・い。」
「か・・薫殿・・っ!」
こうまでされて何も出来ないでは男がすたると拙者も覚悟を決めた。
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「ねぇ、剣心・・」
薫殿が一人きりでの朝稽古の後、甘ったるい声で拙者を呼んだ。
「何でござるか薫殿、朝餉の支度ならちゃんと出来てるでござるが・・。」
「違うの剣心。」
薫殿は竹刀を片付け拙者の方へ近づいた。
そして更に甘い声で、
「今日は弥彦もいないし・・ね、剣心・・」
と拙者の耳に息がかかるくらいに囁いた。
薫殿からその声と同じくらい甘い匂いが薫殿の汗と交じり拙者の鼻腔をくすぐる。
思わずドキっとした拙者は思わず薫殿から顔を背けた。
(ま・まさかこんな朝から拙者を誘っているのでござるか!?いくら弥彦がいないからとはいえこんなに露骨に男を誘うなんて薫殿に限って・・)
そう思いチラリと薫殿の顔を見るが期待に満ちたその目はキラキラと輝いている。
しかも稽古により血流が良くなった以上に頬を染めた顔を見せられるとこちらの心臓も跳ねた。
(この間かなり欲に任せて薫殿を抱いたからなぁ・・。)
と思うと同時にさのの言葉が脳裏を過ぎる。
『剣心、嬢ちゃんみたいなタイプはよ、すっげぇ化けるんだとよ。』
『なっ・・!さの、どこでそのような情報を!』
『ネタも何も、嬢ちゃんって分かりやすいぐらい一途だろ、そういう奴が男を知ると二人きりなんかになるとこっちが驚くぐらい求められちゃったりするんだとさ。』
(さのの言葉通りか!それともそれ程までに拙者がよかったのか・・)
頭の中でアレコレもやもやしている拙者に薫殿は指で拙者の頬をつつーっと撫でた。
「か、薫殿!ここは神聖な道場でござるよ。」
ここでナニはいかんと拙者は慌てて薫殿をたしなめた。
ここで何故か突然師匠が富士山の山の様に上から見下ろして拙者を笑う姿が目に浮かんだ。
(なんでこんな時に師匠を思い出すんだ。・・くそっ、こんな時こそ師匠のようなずうずうしさが欲しいでござる!)
そんな拙者の葛藤も知らずに薫殿の指は更に拙者の頬をツンツンする。
「ねぇ、剣心。お・ね・が・い。」
「か・・薫殿・・っ!」
こうまでされて何も出来ないでは男がすたると拙者も覚悟を決めた。
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