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続ロマンス物語(明治・葵屋)
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障子を開けると武尊は畳に突っ伏していた。
「武尊、大丈夫か。」
声をかけると
「あ、蒼紫・・・・・。うん、大丈夫。宴会、終わった?」
武尊は突っ伏したままこっちを見た。
俺は武尊の横に胡坐をかいて座った。
「まだ盛り上がってるぞ。」
「そう・・・。なんか疲れちゃったので帰ってきちゃた。ごめん。」
「緊張したのかもな。寸劇はよかったぞ。」
片手で武尊の頭をよしよしと撫でてやる。
武尊は一瞬、ぶるっと、身体を震わせた。
「やだ・・・・結構恥ずかしかったんだよぉ。でも、翁さんがあんなに感動してくれるなんてびっくりしたわ~。」
「翁にも昔色恋ごとの一つや二つあったんだろうな。」
「そうだね・・。」
「逆もそうなのかな。」
武尊がポツっと呟いた。
「逆?」
「うん。ほら、男の人が女の人に膝枕っていうのはあるけど、女の人が男の人に膝枕っていうのってどうなんだろう。」
「ためしてみるか?」
「え、いや、あの・・・・・。」
逃げようとする武尊を俺は座ったまま捕まえて胡坐をかいている所に武尊の頭を置いた。
もぞもぞと弱い抵抗をする武尊に
「おとなしくしろ。」
と、軽く諌めると、う~っと唸っておとなしくなった。
恥ずかしさで赤くなる頬、潤む目。
かわいさを通り越して襲いたくなる衝動にかられる。
俺は武尊の頭をなでながら見つめてやる。
と、そのとき武尊ががばっと起きた。
「どうした。武尊。」
「蒼紫・・・・・だめだこれ・・・・。貴方の匂いが・・・・・。」
武尊は声を詰まらせ俯いた。
だが、その潤んだ瞳を見ればわかる。
もうこれ以上はお前も・・・・・・俺も我慢ができなくなるということ。
「武尊、大丈夫か。」
声をかけると
「あ、蒼紫・・・・・。うん、大丈夫。宴会、終わった?」
武尊は突っ伏したままこっちを見た。
俺は武尊の横に胡坐をかいて座った。
「まだ盛り上がってるぞ。」
「そう・・・。なんか疲れちゃったので帰ってきちゃた。ごめん。」
「緊張したのかもな。寸劇はよかったぞ。」
片手で武尊の頭をよしよしと撫でてやる。
武尊は一瞬、ぶるっと、身体を震わせた。
「やだ・・・・結構恥ずかしかったんだよぉ。でも、翁さんがあんなに感動してくれるなんてびっくりしたわ~。」
「翁にも昔色恋ごとの一つや二つあったんだろうな。」
「そうだね・・。」
「逆もそうなのかな。」
武尊がポツっと呟いた。
「逆?」
「うん。ほら、男の人が女の人に膝枕っていうのはあるけど、女の人が男の人に膝枕っていうのってどうなんだろう。」
「ためしてみるか?」
「え、いや、あの・・・・・。」
逃げようとする武尊を俺は座ったまま捕まえて胡坐をかいている所に武尊の頭を置いた。
もぞもぞと弱い抵抗をする武尊に
「おとなしくしろ。」
と、軽く諌めると、う~っと唸っておとなしくなった。
恥ずかしさで赤くなる頬、潤む目。
かわいさを通り越して襲いたくなる衝動にかられる。
俺は武尊の頭をなでながら見つめてやる。
と、そのとき武尊ががばっと起きた。
「どうした。武尊。」
「蒼紫・・・・・だめだこれ・・・・。貴方の匂いが・・・・・。」
武尊は声を詰まらせ俯いた。
だが、その潤んだ瞳を見ればわかる。
もうこれ以上はお前も・・・・・・俺も我慢ができなくなるということ。