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ロマンス物語(明治・葵屋)
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「で、操は何と言ったんだ。」
とても言いにくい状況に武尊は逆切れした。
「元はと言えば蒼紫が悪い。」
武尊はちょっと膨れながら蒼紫を見る。
「蒼紫が操ちゃんをいつまでも子供扱いするから・・・。」
「歳の問題ではない。操は小さい時からこの葵屋で一緒に過ごしてきた。妹みたいなものだ。で、それと操の相談事がどう関係する。」
操は蒼紫が大好き。
蒼紫に子ども扱いされることにイライラして。
早く女として意識してもらいたくて。
でもどうしたらいいのかわからなくて。
そんな彼女の気持ち、蒼紫はわかっているのかな・・・・。
「操ちゃん、今度の旅行会で私と寸劇の出し物するんだけど、内容が“男と女のラブロマンス”にするんですって。」
「ほう。それで?」
「操ちゃん、そうは言ったものの、ラブロマンスってなにかわからないみたいで蒼紫にそれがなんなのかを私に聞いてきてって。」
蒼紫がため息をつく。
「“ラブロマンス”。か。まあ、俗にいう恋物語だな。人の恋ではなく自分の恋でも語ったほうがいいな、操は。」
(蒼紫がラブロマンスの意味を知ってるなんで意外。頭の中は茶の湯100%だとばかり思ってた。いや、そうじゃなくて、操ちゃんのラブロマンスは貴方なのよ、あ・な・た!そこは全然分かってないでしょ!)
そんな感情で蒼紫を見るが、蒼紫にはまるで他人事みたいだ。
「そうか、武尊が困ってるなら一つ提案がある。こんなのはどうだ?」
そういって蒼紫は武尊に来い来いと手で合図する。
「ん?」
何かな?と思いつつ、その手の合図どおり蒼紫の横に座ると、
蒼紫が
「借りるぞ。」
と言って私のももに頭をのせた。
(え、えええええ~~~~)
「しばらくこのままでいろ。」
(え!これって『膝枕』?!!わぁ・・かなり恥ずかしいかも・・・・)
私は思わず蒼紫に恥ずかしい。と、目で訴える。
すると
「これぐらい許せ。」
と言って、蒼紫のやわらかな瞳が下から武尊を見上げる。
ラブロマンスを語るんじゃないの!?
もー。仕方ないな。
と、言いたかったが蒼紫のその優しい笑顔につられ恥ずかしいながらも武尊も自然に微笑んだ。
とても言いにくい状況に武尊は逆切れした。
「元はと言えば蒼紫が悪い。」
武尊はちょっと膨れながら蒼紫を見る。
「蒼紫が操ちゃんをいつまでも子供扱いするから・・・。」
「歳の問題ではない。操は小さい時からこの葵屋で一緒に過ごしてきた。妹みたいなものだ。で、それと操の相談事がどう関係する。」
操は蒼紫が大好き。
蒼紫に子ども扱いされることにイライラして。
早く女として意識してもらいたくて。
でもどうしたらいいのかわからなくて。
そんな彼女の気持ち、蒼紫はわかっているのかな・・・・。
「操ちゃん、今度の旅行会で私と寸劇の出し物するんだけど、内容が“男と女のラブロマンス”にするんですって。」
「ほう。それで?」
「操ちゃん、そうは言ったものの、ラブロマンスってなにかわからないみたいで蒼紫にそれがなんなのかを私に聞いてきてって。」
蒼紫がため息をつく。
「“ラブロマンス”。か。まあ、俗にいう恋物語だな。人の恋ではなく自分の恋でも語ったほうがいいな、操は。」
(蒼紫がラブロマンスの意味を知ってるなんで意外。頭の中は茶の湯100%だとばかり思ってた。いや、そうじゃなくて、操ちゃんのラブロマンスは貴方なのよ、あ・な・た!そこは全然分かってないでしょ!)
そんな感情で蒼紫を見るが、蒼紫にはまるで他人事みたいだ。
「そうか、武尊が困ってるなら一つ提案がある。こんなのはどうだ?」
そういって蒼紫は武尊に来い来いと手で合図する。
「ん?」
何かな?と思いつつ、その手の合図どおり蒼紫の横に座ると、
蒼紫が
「借りるぞ。」
と言って私のももに頭をのせた。
(え、えええええ~~~~)
「しばらくこのままでいろ。」
(え!これって『膝枕』?!!わぁ・・かなり恥ずかしいかも・・・・)
私は思わず蒼紫に恥ずかしい。と、目で訴える。
すると
「これぐらい許せ。」
と言って、蒼紫のやわらかな瞳が下から武尊を見上げる。
ラブロマンスを語るんじゃないの!?
もー。仕方ないな。
と、言いたかったが蒼紫のその優しい笑顔につられ恥ずかしいながらも武尊も自然に微笑んだ。