橋上の対決(幕末・京都)
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くそぅ・・市彦の奴遅いぞ・・。」
もうすぐ夜明け。
仕事を終えた十六夜丸は待ち合わせ場所でもう半時も待っている。
ここは繁華街より少し下った鴨川の河岸。
この橋の下を仕事の後の待ち合わせ場所にした十六夜丸だったが市彦の乗った小舟は一向に現れない。
十六夜丸は痺れを切らして橋の中央に行き上流を眺めた。
夜が明けきってしまえば十六夜丸は宿主の身体を操れなくなる。
もう時間がないと十六夜丸は焦り始めた。
何処か身を隠す所はないかと辺りを見回したその時・・・。