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陶芸家の副業(前編) NEW!
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山の小屋には布団が一組しかない。
その布団で武尊はいつものように比古の胸に抱かれて眠る。
「比古さん、ごめんなさい。今日は我が儘言っちゃって。」
武尊は眠り際に心に詰まっていたもやもやを比古に打ち明けた。
「別にかまわねぇ・・俺こそ悪かったな、強く言い過ぎた。」
ちょっとぶっきらぼうなその言い方には謝るのが不得意な比古の不器用さが表れていた。
だけど武尊は分かっている。
謝るのが苦手な比古は言葉の代わりにその大きな腕で武尊をしっかり抱きしめてくれる。
安心感に包まれて武尊は眠りに落ちた。
比古は寝てしまった後、武尊の半開きになった武尊の唇を指で執拗になぞっていたが、一つ大きなため息をつくとごろりと後頭部で指を組んで真っ暗な天井を見つめた。
比古は武尊をすでに抱いている。
長年不思議と自分から女に気を入れ込むといったことはなかった比古だったが武尊には出会った時から魅かれていた。
齢四十三、男盛りの比古としてはもっと武尊を抱きたいのだが自分で言うのは何だが自分の欲望のままに武尊を抱くと武尊を壊しかねない。
それに今時期は焼き物作りの大事な時期で、今年は依頼品、しかも新作もあり、色事は我慢のしどころなのだ。
武尊は武尊で自ら盛りのついた猫のように比古を求めることはなく、かなりあっちのほうは淡泊と思われ、比古の腕に絡まれるとすぐに寝てしまうのであった。
比古としてはもう少しぐらいお相手して欲しいと思いつつ、とりあえず今時期は我慢だなと、大きく鼻息を吐くとようやく目を閉じた。
その布団で武尊はいつものように比古の胸に抱かれて眠る。
「比古さん、ごめんなさい。今日は我が儘言っちゃって。」
武尊は眠り際に心に詰まっていたもやもやを比古に打ち明けた。
「別にかまわねぇ・・俺こそ悪かったな、強く言い過ぎた。」
ちょっとぶっきらぼうなその言い方には謝るのが不得意な比古の不器用さが表れていた。
だけど武尊は分かっている。
謝るのが苦手な比古は言葉の代わりにその大きな腕で武尊をしっかり抱きしめてくれる。
安心感に包まれて武尊は眠りに落ちた。
比古は寝てしまった後、武尊の半開きになった武尊の唇を指で執拗になぞっていたが、一つ大きなため息をつくとごろりと後頭部で指を組んで真っ暗な天井を見つめた。
比古は武尊をすでに抱いている。
長年不思議と自分から女に気を入れ込むといったことはなかった比古だったが武尊には出会った時から魅かれていた。
齢四十三、男盛りの比古としてはもっと武尊を抱きたいのだが自分で言うのは何だが自分の欲望のままに武尊を抱くと武尊を壊しかねない。
それに今時期は焼き物作りの大事な時期で、今年は依頼品、しかも新作もあり、色事は我慢のしどころなのだ。
武尊は武尊で自ら盛りのついた猫のように比古を求めることはなく、かなりあっちのほうは淡泊と思われ、比古の腕に絡まれるとすぐに寝てしまうのであった。
比古としてはもう少しぐらいお相手して欲しいと思いつつ、とりあえず今時期は我慢だなと、大きく鼻息を吐くとようやく目を閉じた。