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石焼き芋(明治・東京)
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『石焼~き芋~~、焼~き芋~。』
夜風が冷たくなった今日この頃、石焼き芋屋が近所をよく通るようになった。
斎藤がたった今、帰って来た。
武尊は今日は風邪で熱が出て上司(斎藤)の計らいで先に家に帰っていたのだ。
斎藤は靴を脱いで真っ直ぐ武尊の所に向かった。
「あ・・・お帰りなさい、斎藤さん。」
「なんだ、寝てなかったのか。」
「うん、何か石焼き芋屋さんが通るのが気になって・・・あは。」
と、武尊は熱で赤い顔をしながら明るく笑った。
が、その後にぼそっと、
「・・・いいなぁ、ほっかほっかの焼き芋・・・。」
と、思わず口からそんな言葉が漏れてしまったのを斎藤は聞き逃さなかった。
「石焼き芋が食べたいのか?そんなことぐらい早く言え。」
「え!いいんですか!」
と、武尊は目を輝かせた。
「食欲があるんだったらどんどん食べて栄養をつけろ。ちょっと待ってろ、買いに行って来る。」
と、斎藤は立ちあがった。
「すいません、帰って来たばっかりなのに・・・ゴホッ、ゴホッ。」
「咳も出てきたか・・・。とりあえず買ってくる。」
と、斎藤は下駄をひっかけ外へ出た。
『石焼き~~芋~~~、焼~~き芋~~~。』
斎藤は焼き芋屋がさっきから自分の家の前でぐるぐるとまわっている感じがしてたまらなかった。
(五月蝿い焼き芋屋め。武尊がゆっくり寝れないじゃないか。)
斎藤は焼き芋屋を腹立たしく思い、買ってやるから早くどこかへ行ってくれないかと思った。
家の角から焼き芋屋の声が近づいて来る。
斎藤は待ちきれずに家の角を曲がると焼き芋屋はいたのだが・・・斎藤は思わず口に加えていた煙草を落としてしまった。
(し、四乃森?何をやっているんだ!?)
仕上げる気になれなかった下絵
そこには御庭番式変声術で呼び声をしていた蒼紫がっ!
おしまい!
夜風が冷たくなった今日この頃、石焼き芋屋が近所をよく通るようになった。
斎藤がたった今、帰って来た。
武尊は今日は風邪で熱が出て上司(斎藤)の計らいで先に家に帰っていたのだ。
斎藤は靴を脱いで真っ直ぐ武尊の所に向かった。
「あ・・・お帰りなさい、斎藤さん。」
「なんだ、寝てなかったのか。」
「うん、何か石焼き芋屋さんが通るのが気になって・・・あは。」
と、武尊は熱で赤い顔をしながら明るく笑った。
が、その後にぼそっと、
「・・・いいなぁ、ほっかほっかの焼き芋・・・。」
と、思わず口からそんな言葉が漏れてしまったのを斎藤は聞き逃さなかった。
「石焼き芋が食べたいのか?そんなことぐらい早く言え。」
「え!いいんですか!」
と、武尊は目を輝かせた。
「食欲があるんだったらどんどん食べて栄養をつけろ。ちょっと待ってろ、買いに行って来る。」
と、斎藤は立ちあがった。
「すいません、帰って来たばっかりなのに・・・ゴホッ、ゴホッ。」
「咳も出てきたか・・・。とりあえず買ってくる。」
と、斎藤は下駄をひっかけ外へ出た。
『石焼き~~芋~~~、焼~~き芋~~~。』
斎藤は焼き芋屋がさっきから自分の家の前でぐるぐるとまわっている感じがしてたまらなかった。
(五月蝿い焼き芋屋め。武尊がゆっくり寝れないじゃないか。)
斎藤は焼き芋屋を腹立たしく思い、買ってやるから早くどこかへ行ってくれないかと思った。
家の角から焼き芋屋の声が近づいて来る。
斎藤は待ちきれずに家の角を曲がると焼き芋屋はいたのだが・・・斎藤は思わず口に加えていた煙草を落としてしまった。
(し、四乃森?何をやっているんだ!?)
仕上げる気になれなかった下絵
そこには御庭番式変声術で呼び声をしていた蒼紫がっ!
おしまい!