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拾と六(求めるものは) (斎藤)
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・・・この人に抱かれたい。
もしかしたら会ったときから心のどこかで密かにそう願っていたのかもしれない。
この人に持った親近感は、もっとこの人に近づきたい、この人の心に触れたい。
という気持ちの表れだったのかもしれない。
何故この人が私を抱きたいなんていうのかわからない。
私はこの時代にしては変な髪型だろう。
顔に傷痕があるのも
マイナス要素だと思うのに
“抱きたい”
そんなすごい事を急に言われても
どうすればいいのか。
(・・・・・・・嫌なの?)
自分で自分に問う。
嫌じゃない・・・きっと・・・
今はこの人を愛しているかと言われたら即答はきっとできない。
でも、私は今解ってしまった。
私の魂がこの人を欲しいと求めている!
ああ、解ってしまえば簡単だ。
欲しいのだ。
私はこの人を。
それが愛と呼べるものかは今は分からないけれど・・・・。
そしてこの人は私の答えを待ってくれている。
その金色の眼で私を捉えながら。
解ってるくせに、ずるい・・・
私が・・・どうしたいのかを。
そして私の唇が
「欲しい・・・斎藤さんが・・・・」
と、そう告げるのに時間はかからなかった。
もしかしたら会ったときから心のどこかで密かにそう願っていたのかもしれない。
この人に持った親近感は、もっとこの人に近づきたい、この人の心に触れたい。
という気持ちの表れだったのかもしれない。
何故この人が私を抱きたいなんていうのかわからない。
私はこの時代にしては変な髪型だろう。
顔に傷痕があるのも
マイナス要素だと思うのに
“抱きたい”
そんなすごい事を急に言われても
どうすればいいのか。
(・・・・・・・嫌なの?)
自分で自分に問う。
嫌じゃない・・・きっと・・・
今はこの人を愛しているかと言われたら即答はきっとできない。
でも、私は今解ってしまった。
私の魂がこの人を欲しいと求めている!
ああ、解ってしまえば簡単だ。
欲しいのだ。
私はこの人を。
それが愛と呼べるものかは今は分からないけれど・・・・。
そしてこの人は私の答えを待ってくれている。
その金色の眼で私を捉えながら。
解ってるくせに、ずるい・・・
私が・・・どうしたいのかを。
そして私の唇が
「欲しい・・・斎藤さんが・・・・」
と、そう告げるのに時間はかからなかった。