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九(問われてみても、否) (斎藤・沖田)
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「斎藤さ~ん。巡察お疲れ様でした。待ってたんですよ。」
「何かあったのか。」
「やだなあ~。斎藤さん。ほら、昼間会ったでしょう、あんみつ食べてた人。あの人、斎藤さんがこの前まで騒いでた十六夜丸って人なんでしょ。」
「・・・・・・・。」
「とぼけなくてもいいですよ。私も斎藤さんの話を聞いていたからなんかあの人じゃないかと思って。」
「で、どうしたんだ。甘味のはしごでもしたのか。」
「それもいいな-っと思ったんですが気が変わって。」
「変わってどうした。」
「屯所に連れてきちゃいました。」
斎藤は巡察から帰ってきて喉を潤すために柄杓から水を口に含んだところだったが沖田の言葉を聞いて吹いてしまった。
「ガハッ、ゲホッ」
「やだな-、斎藤さん。水ぐらい落ち着いて飲んでくださいよ。」
相変わらずにこにこしながら沖田は話す。
「壬生の狼の巣にのこのこついてきたのかきたのか、あいつは。」
「まあ、本人は自分は違うって言ってるから。」
「沖田さんの見立てはどうなんだ。」
「私の見立てでは・・・・。」
「半分が本当で半分が本当でない。ですが蘭丸さんの言葉どおり、違うと言い切るには私の剣士としての勘がそうではないというんです。」
「俺もそうだ。」
(・・・・・確かめたい。)
「何かあったのか。」
「やだなあ~。斎藤さん。ほら、昼間会ったでしょう、あんみつ食べてた人。あの人、斎藤さんがこの前まで騒いでた十六夜丸って人なんでしょ。」
「・・・・・・・。」
「とぼけなくてもいいですよ。私も斎藤さんの話を聞いていたからなんかあの人じゃないかと思って。」
「で、どうしたんだ。甘味のはしごでもしたのか。」
「それもいいな-っと思ったんですが気が変わって。」
「変わってどうした。」
「屯所に連れてきちゃいました。」
斎藤は巡察から帰ってきて喉を潤すために柄杓から水を口に含んだところだったが沖田の言葉を聞いて吹いてしまった。
「ガハッ、ゲホッ」
「やだな-、斎藤さん。水ぐらい落ち着いて飲んでくださいよ。」
相変わらずにこにこしながら沖田は話す。
「壬生の狼の巣にのこのこついてきたのかきたのか、あいつは。」
「まあ、本人は自分は違うって言ってるから。」
「沖田さんの見立てはどうなんだ。」
「私の見立てでは・・・・。」
「半分が本当で半分が本当でない。ですが蘭丸さんの言葉どおり、違うと言い切るには私の剣士としての勘がそうではないというんです。」
「俺もそうだ。」
(・・・・・確かめたい。)