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八(六畳の昼寝) (沖田)
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「すみません、こちらで待っていてもらえますか。斎藤さん暮れ六つぐらいには帰ってきますから。」
通されたのは離れの六畳間。
「逃げるかもですよ。」
というと、沖田は
「あなたの意のままに。じゃ、私は用事がありますので失礼します。」
と言って行ってしまった。
誰もいない。一人ぽつんと。
いいのかなぁ見張りつけなくて。一人突っ込んでみる。
私って一応捕虜?みたいな感じでないの?
まぁ、どうせ私みたいに普通の人は何もできないし、本当。
結構歩いたし暑くて疲れていたので草履を脱いでごろりと横になった。
こんなところでこんなにくつろいだ格好をするのは何かと思いつつも。
「別に客扱いじゃないし、いっか~、畳でのびのびするとやっぱ気持ちいいわ~!」
どうだ、こんなにお行儀悪くしてやってるぞ、と縁に近い方で寝転がったまま上を向く。
蝉が鳴く声も遠くで聞こえる隊士の声も遠くで聞こえる。
天井の木目を見ていたら
ああ、今ってやっぱり昔の世界なんだなっと思う。
リアルすぎる昔の夢。
目が覚めたら、過去にいたのなんてやっぱり夢だったんだ。
そんな朝が来るとしばらく思っていた。
だけど毎日目が覚めると石庭の見える部屋。
いっそ、未来が今の私が垣間見た夢ではないかと思える時もあったけど、
やっぱりそれは信じがたい。
自分自身のことはさっぱりだけど、世間一般のことは少しづつ思い出してきた。
だって、
私の好きなものはハーゲンダッツにスタバ。
ポケモン。
お金は福沢諭吉。このころにはまだ無名人だ。
スマホがあって・・
あ、こないだテレビで新撰組スペシャルってやってたっけ・・・
あ・・・・さっきの人、土方さんっていってたっけ!副長じゃん!!
今更だが、鬼の副長って呼ばれてたんだっけ?口答えしちゃったぞ・・やばそう・・・。
いろいろなことが脳内で廻る。
だがほったらかしにされて日が傾き始めたころ吹いてきた風が心地よくて・・
そのまま眠りに落ちて行った。
通されたのは離れの六畳間。
「逃げるかもですよ。」
というと、沖田は
「あなたの意のままに。じゃ、私は用事がありますので失礼します。」
と言って行ってしまった。
誰もいない。一人ぽつんと。
いいのかなぁ見張りつけなくて。一人突っ込んでみる。
私って一応捕虜?みたいな感じでないの?
まぁ、どうせ私みたいに普通の人は何もできないし、本当。
結構歩いたし暑くて疲れていたので草履を脱いでごろりと横になった。
こんなところでこんなにくつろいだ格好をするのは何かと思いつつも。
「別に客扱いじゃないし、いっか~、畳でのびのびするとやっぱ気持ちいいわ~!」
どうだ、こんなにお行儀悪くしてやってるぞ、と縁に近い方で寝転がったまま上を向く。
蝉が鳴く声も遠くで聞こえる隊士の声も遠くで聞こえる。
天井の木目を見ていたら
ああ、今ってやっぱり昔の世界なんだなっと思う。
リアルすぎる昔の夢。
目が覚めたら、過去にいたのなんてやっぱり夢だったんだ。
そんな朝が来るとしばらく思っていた。
だけど毎日目が覚めると石庭の見える部屋。
いっそ、未来が今の私が垣間見た夢ではないかと思える時もあったけど、
やっぱりそれは信じがたい。
自分自身のことはさっぱりだけど、世間一般のことは少しづつ思い出してきた。
だって、
私の好きなものはハーゲンダッツにスタバ。
ポケモン。
お金は福沢諭吉。このころにはまだ無名人だ。
スマホがあって・・
あ、こないだテレビで新撰組スペシャルってやってたっけ・・・
あ・・・・さっきの人、土方さんっていってたっけ!副長じゃん!!
今更だが、鬼の副長って呼ばれてたんだっけ?口答えしちゃったぞ・・やばそう・・・。
いろいろなことが脳内で廻る。
だがほったらかしにされて日が傾き始めたころ吹いてきた風が心地よくて・・
そのまま眠りに落ちて行った。