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八(六畳の昼寝) (沖田)
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(うわ~、結構人いるんだ-。
でも、いつもいつもだんだら着てるわけじゃないのね。)
「巡察行かない組は屯所で武術の訓練とかやってるんですよ。」
「あ、私みたいに非番の者は町にでたりもしますけど。」
「ふ~ん、そうなんですか~。」
武道場の横を通り過ぎたあたりで一つ声が飛んできた。
「総司、ここにそぐわねぇ、そいつはなんだ。」
(ああ、そうだわよね。かぶりものしてたら失礼かな。)
そう思った私は天蓋をとった。どうも・・・と、軽く会釈をしたとき、沖田が信じられないことを言った。
「あ、ただいまかえりました。土方さん。この人・・・・斎藤さんの探し人だと思ったので連れてきちゃいました。」
(はあああ??????沖田さん、それ、どういう意味??)
「斎藤もこんな坊主のガキになんの用なんだ・・・・・」
と、じろっと私を見た。
土方が、蘭丸の頬の三本の傷に気付いたのを見て沖田は
「ね。土方さん。」
と含みを込めて答える。
「後で報告しろよ。総司。」
「ええ。」
「すみません、沖田さん。話が全然見えません。」
「あぁ、すみません。私も斎藤さんから聞いて少し興味があったんです。斎藤さんと互角に剣を交えたという・・・・・・・十六夜丸
っていう人に。」
「はい?」
「だから連れてきちゃいました。おかしかったなぁ、あなた、ほいほいついてくるんだもん。何かおかしいと思わなかったんですか?」
「は?沖田さんこそ何か勘違いされてるんじゃないですか?私は十六夜丸という人ではないし、あなたの言葉を信じたからこうして後ろについてきたんですよ。」
「蘭丸さん・・・・・・後でお話を伺えばわかることです。」
沖田の顔は相変わらずにこやかであったが、その声は一段低かった。
でも、いつもいつもだんだら着てるわけじゃないのね。)
「巡察行かない組は屯所で武術の訓練とかやってるんですよ。」
「あ、私みたいに非番の者は町にでたりもしますけど。」
「ふ~ん、そうなんですか~。」
武道場の横を通り過ぎたあたりで一つ声が飛んできた。
「総司、ここにそぐわねぇ、そいつはなんだ。」
(ああ、そうだわよね。かぶりものしてたら失礼かな。)
そう思った私は天蓋をとった。どうも・・・と、軽く会釈をしたとき、沖田が信じられないことを言った。
「あ、ただいまかえりました。土方さん。この人・・・・斎藤さんの探し人だと思ったので連れてきちゃいました。」
(はあああ??????沖田さん、それ、どういう意味??)
「斎藤もこんな坊主のガキになんの用なんだ・・・・・」
と、じろっと私を見た。
土方が、蘭丸の頬の三本の傷に気付いたのを見て沖田は
「ね。土方さん。」
と含みを込めて答える。
「後で報告しろよ。総司。」
「ええ。」
「すみません、沖田さん。話が全然見えません。」
「あぁ、すみません。私も斎藤さんから聞いて少し興味があったんです。斎藤さんと互角に剣を交えたという・・・・・・・十六夜丸
っていう人に。」
「はい?」
「だから連れてきちゃいました。おかしかったなぁ、あなた、ほいほいついてくるんだもん。何かおかしいと思わなかったんですか?」
「は?沖田さんこそ何か勘違いされてるんじゃないですか?私は十六夜丸という人ではないし、あなたの言葉を信じたからこうして後ろについてきたんですよ。」
「蘭丸さん・・・・・・後でお話を伺えばわかることです。」
沖田の顔は相変わらずにこやかであったが、その声は一段低かった。