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七(沖田の甘策) (沖田・ちょい斎藤)
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皐月、水無月、文月と三月にわたって私はあの赤い薬を飲まされた。
ただ不思議だったのはいつも飲まされたのはひと月の半分ほどの期間であった。
先月から薬の飲み期間でない約半月間は、安静は必要でないという理由で市内の外出を許可されていた。
虚無僧の装束をまとって・・・・という条件付きであったが。
(要するに街中で顔を見られないようにということ)
そうして小銭をもらい、甘味処へいくのが武尊の楽しみとなっていた。
「あんみつ1つ。」
「へい、毎度おおきに。」
最初なんとなく入った甘味処だったが、思いのほか美味しくて先月から数回通っている。さすが和菓子の本場京都。
人通りが少ない通りにあってこちらにとっても都合がいい穴場な店だ。
このお店の白玉とあんこ玉が入ったあんみつは絶品だ。
今の生活で唯一の楽しみといっていいほどだ。
「今日も暑いねぇ~。」
といいながらおじさんがあんみつを持って来てくれる。
顔の傷を隠すために天蓋かぶってるのね、と勝手に承知してくれてそうなおじさんでこちらも安心してあんみつが食べられる。
私は汗をぬぐいながらお気に入りのあんこ玉をほおばる。
(幸せ~~!)
ここが覚めない夢の中だとしてもこのあんこ玉の美味しさは脳に突き刺さるほど美味しい!
と、特上の美味しさに肩を震わせていると。
「じゃ、私はこの辺で。ここの御団子が絶品なんですよ~~。」
っと一人の少し小柄な男が入ってきて武尊の向かいの長椅子に腰かけた。
「おじさーん、特製おだんご1つ、、、いや3つお願いします!。」
客はこの人と私の二人だけ。
なんか明るくて感じのいい人みたいだけど・・・・・・・
着てる服って・・・・・・
もしかして新撰組の隊服?みたい・・・な・・・・
例のだんだら模様って他にないよね、たぶん。
変な汗が出てくるような気がした。
ただ不思議だったのはいつも飲まされたのはひと月の半分ほどの期間であった。
先月から薬の飲み期間でない約半月間は、安静は必要でないという理由で市内の外出を許可されていた。
虚無僧の装束をまとって・・・・という条件付きであったが。
(要するに街中で顔を見られないようにということ)
そうして小銭をもらい、甘味処へいくのが武尊の楽しみとなっていた。
「あんみつ1つ。」
「へい、毎度おおきに。」
最初なんとなく入った甘味処だったが、思いのほか美味しくて先月から数回通っている。さすが和菓子の本場京都。
人通りが少ない通りにあってこちらにとっても都合がいい穴場な店だ。
このお店の白玉とあんこ玉が入ったあんみつは絶品だ。
今の生活で唯一の楽しみといっていいほどだ。
「今日も暑いねぇ~。」
といいながらおじさんがあんみつを持って来てくれる。
顔の傷を隠すために天蓋かぶってるのね、と勝手に承知してくれてそうなおじさんでこちらも安心してあんみつが食べられる。
私は汗をぬぐいながらお気に入りのあんこ玉をほおばる。
(幸せ~~!)
ここが覚めない夢の中だとしてもこのあんこ玉の美味しさは脳に突き刺さるほど美味しい!
と、特上の美味しさに肩を震わせていると。
「じゃ、私はこの辺で。ここの御団子が絶品なんですよ~~。」
っと一人の少し小柄な男が入ってきて武尊の向かいの長椅子に腰かけた。
「おじさーん、特製おだんご1つ、、、いや3つお願いします!。」
客はこの人と私の二人だけ。
なんか明るくて感じのいい人みたいだけど・・・・・・・
着てる服って・・・・・・
もしかして新撰組の隊服?みたい・・・な・・・・
例のだんだら模様って他にないよね、たぶん。
変な汗が出てくるような気がした。