〜白薔薇の君〜
拍手連載
テイルズ オブ グレイセス
「白薔薇の君」
第20話
ドゴォオオ…ン
?「ぎにゃあああーーーっ!!!」
突如響いた轟音と、変わった(…)叫び声。
まさかソフィの身に!?と瞬時に脳裏を過ぎった考えにアスベル達は声の下へと駆け付ける。
が、辿り着いた先ではソフィがぽつんと立っていてこちらを振り向いたので、どうやら轟音の発生源はこの子のようだ。
ソフィはアスベルを見た途端、すぐさま彼の背中に隠れてしまう。
「どうした!?何があった!?」
「あの人が…触った」
『…触った?誰が?』
アレックスの言葉にソフィはアスベルの背中に隠れながら粉塵舞う下を指差した。
スゴいな、あの粉塵の量…。
なんて考えていると次第に晴れてきた粉塵の中から人の姿が浮かんでくる。
これは“触られた”ことに対し、ソフィなりに防衛本能を働かせた結果なのだろう。
いやしかし結構危ないな、この子。
「触れた…触れたよね…」
『頭でも打ったかしら…』
なんか1人ぶつぶつ喋ってるし。
ソフィが突き飛ばしてしまうのも無理ないかな?いや、もしかしたらソフィのせいかも?
しかし尚、独りでにソフィに触れたであろう手と本人の姿を交互に見る不審者。
見た目的に女の子であろう人を不審者などと呼びたくはないが、この際仕方ない。
「もう一回!お願い!もう一回触らせて~」
キラキラと輝く目と、不審な動きを見せる手に一行は思わずニ、三歩後ずさり。
やけにテンションが高い彼女にアレックスはつい乾いた笑みを零すのだった。
…なに、この人;
*
『で?あなたは誰?』
「あたし?パスカル!よろしく~」
『……。』
なんか疲れる。
そう思うアレックスだった。
頭の後ろで手を組んでニコニコと落ち着きなく身体を揺らす少女…ではなく女性、パスカル。
「お前は何者なんだ」
「何者って言われてもねー」
大袈裟に首を傾げる彼女。その真意はまったく読めず、否、真意など初めからないのかもしれない。
アスベルがソフィに何をする気だ、とパスカルに問うと意外な返答が返ってきた。
「いや~まさか本物に会えるなんて思わなくてさ!ついはしゃいじゃった!」
「本物に会える…?」
パスカルの言い分はどうやら“夢でソフィを見て”会えたとは違うみたいだ。
「ほんのついさっき、その子の幻をみたんだよね」
「幻…?それはどういう意味だ?ソフィのことをなにか知っているのか!?」
『アスベル?』
意外なほどのアスベルの食いつきようにアレックスは不思議に思うのだった。
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テイルズ オブ グレイセス
「白薔薇の君」
第20話
ドゴォオオ…ン
?「ぎにゃあああーーーっ!!!」
突如響いた轟音と、変わった(…)叫び声。
まさかソフィの身に!?と瞬時に脳裏を過ぎった考えにアスベル達は声の下へと駆け付ける。
が、辿り着いた先ではソフィがぽつんと立っていてこちらを振り向いたので、どうやら轟音の発生源はこの子のようだ。
ソフィはアスベルを見た途端、すぐさま彼の背中に隠れてしまう。
「どうした!?何があった!?」
「あの人が…触った」
『…触った?誰が?』
アレックスの言葉にソフィはアスベルの背中に隠れながら粉塵舞う下を指差した。
スゴいな、あの粉塵の量…。
なんて考えていると次第に晴れてきた粉塵の中から人の姿が浮かんでくる。
これは“触られた”ことに対し、ソフィなりに防衛本能を働かせた結果なのだろう。
いやしかし結構危ないな、この子。
「触れた…触れたよね…」
『頭でも打ったかしら…』
なんか1人ぶつぶつ喋ってるし。
ソフィが突き飛ばしてしまうのも無理ないかな?いや、もしかしたらソフィのせいかも?
しかし尚、独りでにソフィに触れたであろう手と本人の姿を交互に見る不審者。
見た目的に女の子であろう人を不審者などと呼びたくはないが、この際仕方ない。
「もう一回!お願い!もう一回触らせて~」
キラキラと輝く目と、不審な動きを見せる手に一行は思わずニ、三歩後ずさり。
やけにテンションが高い彼女にアレックスはつい乾いた笑みを零すのだった。
…なに、この人;
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『で?あなたは誰?』
「あたし?パスカル!よろしく~」
『……。』
なんか疲れる。
そう思うアレックスだった。
頭の後ろで手を組んでニコニコと落ち着きなく身体を揺らす少女…ではなく女性、パスカル。
「お前は何者なんだ」
「何者って言われてもねー」
大袈裟に首を傾げる彼女。その真意はまったく読めず、否、真意など初めからないのかもしれない。
アスベルがソフィに何をする気だ、とパスカルに問うと意外な返答が返ってきた。
「いや~まさか本物に会えるなんて思わなくてさ!ついはしゃいじゃった!」
「本物に会える…?」
パスカルの言い分はどうやら“夢でソフィを見て”会えたとは違うみたいだ。
「ほんのついさっき、その子の幻をみたんだよね」
「幻…?それはどういう意味だ?ソフィのことをなにか知っているのか!?」
『アスベル?』
意外なほどのアスベルの食いつきようにアレックスは不思議に思うのだった。
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