ACT.01
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「…うん…。」
『パンネロは家で待ってて。私がヴァンを探してくるからさ、』
ね、といつもはキツい口調なのに、こういう時は優しくなる。その気遣いがパンネロの不安を和らげた。
─大丈夫…、■■なら信じられる。
「うん…、私待ってる。待ってるから必ず帰って来てね、二人揃って。」
約束。そうでもしないと和らいだ不安が抑えきれなくなりそうで…。
コクンと頷く■■にパンネロはポーションを二つ手渡した。
ケガをしたときに、と。
一つはヴァンの分、もう一つは■■の分。無事に戻ってくるように祈りを込めて──…。
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