ACT.06
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アルフィナ曰く、
魔法は頭を使うから無理。
…だそうで。
直感で戦うことを好む彼女からすると、魔法は『理解出来ない』の一点張りである。
剣を振るうほうが頭使わなくて済む、と言うアルフィナにやれやれとバルフレアは肩をすくめた。
「ま、魔法ってのはセンスがいるからな。アルフィナには一生無理かもな」
「意外に武道派なのね」
え、私って魔法も出来そうに見えるのかしら?
ちょっと嬉しくなった。…が使えない現実にグサリと何かが胸に突き刺さる。
『魔法出来なくても将軍になれたらそれでいいのよ私は。』
「へぇ~。将軍になりたいのか…。まためんどくさいもんに憧れるな、お前は」
アルフィナの密かな夢はダルマスカ騎士団の将軍になること。
理由は父親の影響もあるが、やはり一番は…
『……。』
「……、…?なんだ」
『いいえ。なんでもないです!』
アルフィナの視線に振り返るバッシュ。なんでもない、とアルフィナはいつものように笑って返すのだった。
それを見たバルフレアは面白くなかったのか、つい…、
「“将軍”になりたいんだとよ。“元将軍”」
『わー!なんで言うのー!?』
「経験者に聞くのは当然だろ」
そ、それはごもっとも…。
う…、と小さくなるアルフィナをバルフレアは置いて先に行く。そんな彼女をバッシュは小さく笑ったのだった。
『私は本気よっ。』
ぽつん、と2人残された。
独り言がさみしく消えていく。それが余計に虚しい…。
しょぼくれていた時、バッシュがポンと頭を撫でて先へ進むように促す。
「君がウソをつかない事はわかっている。あのスコールの娘だからな」
『関係あるんですか?それって』
もちろん、とバッシュは頷いた。
「スコールは一度口にした事は決して覆さなかった。やると言ったらやる男だ。君にもその血が流れているはすだ。」
頼りにしているぞ。と言った彼にアルフィナは飛び跳ねたい気分に襲われた。
前線で戦うヴァン達をよそに、アルフィナとバッシュはのんびりと話しながら最後尾をついて歩く。なんでもバッシュが聞きたいことがある、と。
「アマリアという人物に会ったと言っていたな。」
『はい。彼女がどうしたんです?』
バッシュの深刻そうな顔にアルフィナも気を引き締めた。
「アマリアは解放軍にとって重要人物だ。なんとしても助け出さねばならん」
『はい』
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