ACT.05
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ホントよく寝るよなーアルは。」
「昔、王宮の中庭で寝ている所をよく見かけた。」
そういう体質なんだろう、とバッシュはヴァンに言った。
脳裏では、あの中庭に生える木の下で眠っているアルフィナの姿がはっきりと浮かんできたのでつい笑いが込み上げてくる。
父親を毎日王宮まで迎えに来ていたあの幼い頃。
中庭で待ちぼうけになって眠ってしまい、いつも眠そうに目を擦りながら、苦笑いする父親に手を引かれていく姿をバッシュは何度も見た。
ヴァンは座席に戻ると、再び飛空挺から見える景色を眺め、バッシュは眠るアルフィナに付き添うように側に腰掛けていた。
どうやら無意識のうちにアルフィナを気にかけているようだ。
だが思い出すと、初めて自分を信じると言ってくれたのは彼女だった。味方など出来はしないし、すべての人から後ろ指をさされる覚悟をしていた。そんな中で最初に心を開いてくれたアルフィナ。嬉しくないはずがない。
戦友の大事な忘れ形見の娘である彼女。少しでも力になれることがあれば手助けしてやりたいと願うバッシュであった。