ACT.25
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照れくさそうにするヴァンと離れた後、次はバルフレアとフランの方を見る。フランの前で両手を広げると彼女はくす、と小さく笑って優しく抱きしめてくれた。…身長差からちょうどお胸の所に自分の顔が当たってしまいちょっと恥ずかしかったが。
『フランっ。会いたかった。』
「思ったより元気そうで安心したわ。」
『うん。』
フランとのハグを堪能?した後、次はあなたの番と言わんばかりにバルフレアの方へとアルフィナを促す。
俺もか、と一瞬戸惑ったが彼女が嬉しそうに手を広げて待ってるものだから彼も観念して優しく抱きしめ、再会を噛みしめた。
『ありがとうね、バルフレア。みんなを帝都まで道案内してくれて。』
「自分の為でもあったんだ。気にすんな。まぁ礼をしてくれるってんなら喜んで受け取るが。」
『えー?私、あなたに何をあげたらいいか…』
「ま、考えておくさ。」
バルフレアがキザにウインクするものだからくすくす笑いが止まらない。
そして最後にと、アルフィナはバッシュの前へ立った。
バッシュのブルーグレーの瞳をじっと見つめる。彼もまたアルフィナのエメラルドグリーンの瞳を見つめ返す。
『小父様にはたくさん心配をかけましたよね。』
「あぁ…、そうだな。」
『ごめんなさい。』
「…違うだろう?」
『――!ありがとうございますっ。帝都へ来てくれて。』
そういってアルフィナは思いっきりバッシュに抱き着いたのだった。
その衝撃に動じることなくバッシュもアルフィナを抱きしめ返す。
あぁ、一番安心する温もりだ…。
すこし前まで心の奥底にあった不安がかけらもなく消え去ったのをアルフィナは実感する。
…もう涙は止まっていた――。
『レダスもありがとう。』
「あぁ、気にするな。」
みんなとのハグを堪能し再会を噛みしめたあと研究所で協力してくれた彼にも、もちろん礼は忘れない。
「むしろ俺がいなくてもあんたの腕なら1人で逃げ出せんじゃないかと思うがな。」
『そんなことないよ。1人で不安だったし…、逃げ出したところできっとすぐ捕まってたわ。』
だから、ありがとう。
その言葉にレダスは小さく笑うのだった。
「今からギルヴェガンへ向かうんだ。アルも行こうぜ。」
『ギルヴェガンね。わかった。』
アルフィナはヴァンとパンネロともに部屋を出る。
それに続いてフラン、バッシュと後を追うように退出する。
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