ACT.22
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『ガブラス!』
「起きて早々、騒がしい奴だ。」
ベッドの上で立ち上がり、側に来たガブラスに向けて拳を繰り出すアルフィナ。
起きて早々ぶっそうなやつ。
『ここで会ったが百年、め…っ』
「む…」
前にも聞いたセリフをはくアルフィナだったがその言葉に覇気は無く。勢いよく繰り出した拳もへなっ…と力をなくし、目眩に襲われ傾いた彼女の体を不可抗力でガブラスが受け止めた。
「死にかけたわりにはずいぶんと元気そうじゃないか。」
『あなたのせいでね!…ってあなたがいるってことはやっぱりここは…』
「帝都アルケイディスだ。」
『うそでしょ…』
信じらんない。ありえない。
結局私1人で帝都に来てしまうなんて。
抱きとめられた体を押し返すことも出来ず、再びベッドの上へと転がされる。
『私、どのくらい眠ってたの?』
「1週間ほどだ。」
『前より酷くなってる…』
「以前もあったのか?」
『…リヴァイアサンでね、ちょっと。』
「……。」
なるほど。とでも言うかのようにガブラスは顔を俯かせた。
『それで、ヴェインにはいつ会うの?』
「今は忙しくしてらっしゃるが、お前が起きたと知れば明日にでも時間を作って下さるだろう。」
『別に作って“下さらなくても”いいんだけどね。』
軽く皮肉ってみる。
鎧の下でふん、と笑われた。
今絶対馬鹿にしたなこいつ。
本当にバッシュ小父様の弟?
「お前がここにいる間は俺が監視役だ。妙な考えは起こさないことだな。」
『…たとえば?』
「…ここから脱出する、とかな。言っておくがこの部屋のドアには魔法障壁でロックされている。まず逃げ出すのは不可能だと覚えておけ。」
『へぇ…?』
用意周到なことで。さすがにそういうことには優秀らしい。ジャッジ・マスターなだけはあるな。
『魔法障壁っていうとナルビナの牢獄で見たやつか…』
「…何故知っている。」
『あ。』
うっかり。
そういえば、ナルビナの牢獄に放り込まれて脱獄したなんてガブラスが知るはずもないのに、つい口が滑ってしまった。
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