ACT.21
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帝国への道のりはバルフレア曰く、空賊らしくないが徒歩で向かうことに。
道は任せるとアーシェが言った。
そんなときふとヴァンが口を開く。
「ところでさぁ、アルってなんで帝国に連れてかれたんだ?」
「確かにそうだよね。」
うーんとパンネロも首を傾げた。
「理由はわからんが以前ラーサーが言っていたな。ヴェインがヴェスパニア家の者を探している、と…」
と、バッシュ。
「どのみち帝国には行くつもりだったのだからかわりないわ。」
「連れていったのだから、いますぐ命をどうこうするつもりもないでしょう。」
とアーシェとフランがこの話題を終わらせる。
ただひたすらアルフィナの無事を願いながら…。
─────。
場所は変わり、ここはアレキサンダー艦内。
集中治療室。
『………。』
「……。」
ガラスで仕切られた向こうの部屋では生命維持装置を付け、眠るアルフィナがいた。
それをガブラスは静かに見つめる。
医師曰く、一命は取り留めたとのこと。
だが、体内から異常なほどに消耗された魔力と、あと一歩間違えれば失うことになりかねない左腕の火傷が彼女をいまだに深い眠りにつかせている。
「不可抗力とはいえ、このままアルフィナさんを帝国へ連れて行ってもいいものか…」
「ラーサー様…」
ガブラスのもとへやってきたラーサー。
こころなしか表情も曇っているようで。あと数時間で帝都アルケイディスについてしまう。
このままアルフィナを帝国へ連れて行っていいのか…。そのことでずっと悩んでいる様子だった。
「卿は兄上から何か?」
「いえ、…しかし命に危険はないでしょう。ご心配とあらば私めがこの者の監視役に。」
「…、わかりました。頼みましたよ。」
「…御意。」
ラーサーは誰よりもガブラスを信頼していた。アルフィナはガブラスを嫌うだろうが、他の誰かに監視役を任せるよりはずっと安心出来た。
「あと数時間でアルケイディスに着きます。ラーサー様も部屋でお休みください。」
「…わかりました。」
後ろ髪を引かれながらもラーサーは治療室から退出し、ガブラスもまた司令室へと戻ったのだった。
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