ACT.21
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ブルオミシェイスの神殿でガブラスとアルフィナが死闘を繰り広げている頃、遠く離れたミリアム遺跡ではアーシェら一行が秘宝“覇王の剣”を手に入れ再び入口まで戻ってくるところだった。
「見て!」
パンネロが空を指さす。
つられて見上げた空にはいくつもの帝国の艦隊が飛び去っていくところであった。
レイスウォール王墓での件があるため、まさかと一瞬ヒヤリとしたがそのまま艦隊は一行を無視してそのま飛び去って行った。
…しかしまさかその艦隊に#アルフィナが重症で乗っているなど知るはずもない…。
ミリアム遺跡の入口から遠くブルオミシェイスと思しき方角から煙が立ち上がるのが見えたのでアーシェ達に嫌な予感が走る。
“あの”アルフィナのことだ。病人のくせに大人しくしてるはずがない。みんながそう思った。
「急ぎましょう。」
フランの一声にみんなが頷いた。
数時間かけてようやくミリアム遺跡からブルオミシェイスへと戻った頃にはすでに惨劇の跡。
避難民たちのテントや露店が無残なことになっている。しかし肝心の避難民達の姿が見当たらなかったのが不思議だった。
後から聞いた話、アルフィナがひと足早く避難民を避難させていたことを知る。おかげで怪我人はおらず、死者は1人も出なかったそうだ。
避難民のテントの通りを抜け一行は神殿を目指す。神殿までの道のり、帝国兵がたくさん倒れていた。特に神殿の階段下が集中して倒れている。言うまでもなくアルフィナに違いない。
ずいぶん派手に大立ち回りしたようで。
きっとこの先にアルフィナがいるに違いないと信じ、神殿の門を開けた。
…しかしそこにいたのは彼女ではなく、ガブラスとは違う鎧兜を身につけた別のジャッジマスターだった。
その背後ではなんと大僧正が倒れていて。
ジャッジは門から入ってきた一行をゆっくりと振り返る。
「ほう…亡国の王女か…。帝国への復讐を願って“覇王の剣”を求めたな?」
「……。」
そう話しかけてくるが、アーシェの視線はその足元で倒れるアナスタシス猊下。
その視線に気づいたのかジャッジが答えた。
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