ACT.20
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魔人・ベリアスの業火がガブラスに襲いかかる。
燃え盛る炎がガブラスだけでなく、神殿内の壁や床、至る所をも焼き尽くした。
「くっ…、」
『うっ…、ぐ…っ、』
さすがの召喚獣の攻撃に膝をつくガブラス。しかしそれよりも重症なのはアルフィナ。耐えきれず突き上げた左腕を下ろし、そのまま身体が前のめりに倒れてしまう。
「そんな…っ、アルフィナさん!」
後ろで避難していたラーサーが慌てて倒れたアルフィナのもとへ駆け寄るがすでに彼女の意識は事切れていて、焼け焦げた左腕が目を反らしたくなるほど悲惨なことになっていた。
「ひどい火傷だ…」
「至急アレキサンダーへ運ばせます。医師に見せましょう」
「…仕方、ありませんね…。」
ベアリスの攻撃を耐えたガブラス。彼の提案にラーサーは渋々頷くしなかった。
帝国へ行くことに頑なに拒んでいたアルフィナ。アレキサンダーに連れていくということは、そのまま帝国へ行くということだ。
だが、このままでは彼女の命が危ない。
意識のないアルフィナを担ぐガブラスはラーサーを伴ってアレキサンダーへと帰還する。神殿を出る間際、ラーサーは視界に入ったアルシドに目配せをして、その場を去っていった。
アーシェら一行がミリアム遺跡から戻ったのはガブラスがアルフィナとラーサーを連れ、アレキサンダーでブルオミシェイスを発った数時間後であった。
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