ACT.20
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『やぁあ!』
「──っ!」
ガンガンと剣のぶつかり合う音が神殿内に響く。
お互い一歩も譲らない戦いが続いた。
しかしそんな戦いに先に限界が来たのがアルフィナだった。
昨日の熱がぶり返してきたのだ。
いつもならまだ戦えるはずなのだが、呼吸が乱れ目も霞み始める。
『くっ…』
「どうしだ。動きが鈍ってきたようだが?」
『ただの立ちくらみよ、お気遣いなくっ』
まずい…。
下がった熱がぶり返してきた。
ガブラスの猛攻撃をなんとか防ぐも、反撃の手が出せない。
体力が減る一方だ。
そんな時、強めの一撃をディフェンダーで防いだ時嫌な音が聞こえた。
──ピキっ…。
『(……っ)』
まずい、今のは…っ、
「はぁああっ!」
『うっ、』
これを受けてはダメだ!
そう思っていても、避ける間もなく振り下ろされる攻撃を真正面から受け止めてしまった。
パキィ…ンっ──、
『あ…――、』
その瞬間、頭が真っ白になった。
全ての動き、流れが遅くてスローモーションのように過ぎていく。
砕けたディフェンダー。
床に落ちた剣先。
己の心さえも砕かれたような気がした。
そして砕けたディフェンダーを見ていたアルフィナもその勢いで吹き飛ばされ小さな段差に強く体を打ち付けてしまう。
『ぅ…、ぐ…、』
「アルフィナさん!」
ラーサーの声が遠くで聞こえた。
横たわる体。目線の先には真っ二つに折れて手元しか残っていないディフェンダー。
私…負けた、の?
誰に…?
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