ACT.20
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みんなが出発してから数時間。
太陽はすっかり真上まで登っていた。
太陽は出ているのだが、土地柄のせいかあまり気温が上がらない。
はぁーっと吐いた息が白かった。
『みんな大丈夫かなぁ』
心配だなぁ。
ヴァン怪我してないかな。パンネロ無茶してないかな。
『…寂しいなぁ…』
あれ、自分ってこんなに寂しがり屋だったかなとふと思う。
そういえば旅を始めてから1人になるなんてこと全くなかった。
以前はダウンタウンで1人でいることなんて多々あったのに、慣れとは怖いなとつくづく思った。
ゆっくり休めとさんざん言われたのであの後、宿屋に戻って少し眠りについた。だが、すぐ目が覚めてしまい、外へ出て避難民の配給の手伝いをしたり、困ってる人達を助けて時間を過ごしていた。
『はいどうぞ。』
「ありがとう!」
『熱いからゆっくりね。』
うん!と男の子が元気よく配給の器を受け取り母親の元へかけていった。
あぁ、転ぶなよーなんて思いながら微笑ましく笑う。
遠くで母親がこちらにら気づいて小さく頭を下げていた。
「アルフィナさん」
『あ、ラーサー?食べる?』
「僕は大丈夫です。」
ありがとうございます、と彼は笑う。
配給用の大きなスプーンを隣にいた女性に渡し、あとをお願いしますといってアルフィナはラーサーと神殿の方向へと歩き出した。
「みなさんもうミリアム遺跡についた頃でしょうか?」
『そうだね。レイスウォールが残したもうひとつの遺産ってなんだろう?』
「破魔石とはまた別のなにか、でしょうか」
検討もつきません。とラーサーが言う。
『ロザリオから来た彼はどうしてるの?』
「アルシドさんならまだ神殿の部屋にいますよ。まだこれからどうするか決めかねているので、」
『そっか』
私苦手なんだよなぁ、と言うとラーサーはくすくす笑う。
アルフィナさんにも苦手なものがあったんですね、とさらっと失礼なことを言われた。
この子は一体私をなんだと思ってるんだ。
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