ACT.19
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神殿から宿屋へ帰ってきたアルフィナとバッシュ。
ロビーにはフランとバルフレアがいて、ほかのメンバーは?とたずねるとシャワーに行っていると答えた。
「で、わざわざ呼び出してまでなんの話だったんだ?」
『うん。…みんなに聞いて貰いたいから揃ったら話すよ。』
「体冷えているでしょう。座って。」
『ありがとうフラン。』
暖炉に一番近い席にアルフィナを座らせる。意識ははっきりしているようでどうやら症状の悪化はみられないようだ。
シャワーから先に戻ってきたのはヴァンだった。アルフィナが帰ってきている事に気づき、平気かとたずねてくる。めずらしい。
ヴァンとやり取りしているとアーシェとパンネロもロビーに戻ってきた。
『みんな揃ったね。』
みんながアルフィナに注目する。
緊張する。
『まずは私のこと聞いてほしいの。そのあとでみんなにお願いがあるんだ。』
アルフィナは以前ラバナスタでは話せなかったリヴァイアサンでのことを全員に全て話した。今度こそ、包み隠さず全てを。
もちろん知っていたバッシュとフラン以外の反応は信じられないっといた顔を見せる。
「だからギーザ草原とかでなんか様子変だったんだな。」
『ヴァンもそう思ってたんだ。』
「それぐらい気づくよ。」
「今は?辛くない?」
心配そうに見るパンネロに今は平気と笑って見せた。
「どうして言ってくれなかったの…。」
『ごめんアーシェ。あの時は私もいっぱいいっぱいだったし、それにあなたに余計な心労を増やしたくないと思って黙ってた。』
そう言われてしまえば、言い返すことが出来ない。
たしかにあの時は余裕もなく。力を手に入れることばかりを考えていたとアーシェは思う。
「で、それを踏まえてお願いとやらはなんなんだ?」
と、バルフレア。
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