ACT.02
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ともかく、まずはこの水路から出るのが先だ。ヴァンを含めた四人と共に来た道をとんぼ返りする。
「こっち。」、と案内する■■だが、みんなの視線の先は先程■■がなぎ倒したモンスターの残骸。…そして、その数…。
「まさかとは思うが…、これ全部あ…■■がやったのか…?」
“あんた”と言いそうになってセリフを訂正して言い直した彼が半信半疑に問うてくる。相棒らしいヴィエラの女性─フランも表情を変えずに小さく「たいした子ね。」と呟いた。
「ヤンキーだからな。」
と、ヴァン。
『黙れそこっ!!』
すかさず■■がツッコむ。
「なるほどな、」
『納得するなぁ!!』
なんなのコイツらは!!
妙な所で息合ってるしっ。
「ほっときなさい。あなたが疲れるだけよ。」
『ぐ…、ぐぐ……っ。』
フランに言われ、こみ上げる怒りを無理矢理静める。
こんな所さっさと出てやる!
と、我先に歩を進めた。
そして、いつもより幾分低く、ドスの利いた声でこう呟いた。(みんなに聞こえるように)
『…誰でもいいから殴りたい気分…。』
…と。
その声色に少し肩が震え上がったそうな。(後日談)
■■の道案内と、戦力により水路の後半は苦なく進むことが出来た。出口まで後少し、…の所でフランはヴィエラ特有のミストの荒れを感じ取った。
「気をつけて、何か来るわ」
『私が来るときは何もいなかったのにっ…』
各々武器を構えたその時…、ボォオ…!!と火の玉が現れヴァン達の前へやってくると、それは馬の形をかたどった。
相手が火、ということで氷魔法“ブリザド”を駆使して冷静に立ち向かう。
『──ブリザドっ…!!』
パキンッ!!…
トドメの一撃。
なんとかモンスター倒すことが出来た■■達。
一同に安堵の表情がこぼれた。…と、それもつかの間…、
「──■■っ!!」
『?、─…っ!!?…、』
ガンッ!!と後頭部に走った鈍い痛み。視界が霞み、膝が崩れ落ちる。
安堵もつかの間、ヴァン達を待ち受けていたのは帝国兵と、新執政官─ヴェイン・ソリドール─だった…。
「こっち。」、と案内する■■だが、みんなの視線の先は先程■■がなぎ倒したモンスターの残骸。…そして、その数…。
「まさかとは思うが…、これ全部あ…■■がやったのか…?」
“あんた”と言いそうになってセリフを訂正して言い直した彼が半信半疑に問うてくる。相棒らしいヴィエラの女性─フランも表情を変えずに小さく「たいした子ね。」と呟いた。
「ヤンキーだからな。」
と、ヴァン。
『黙れそこっ!!』
すかさず■■がツッコむ。
「なるほどな、」
『納得するなぁ!!』
なんなのコイツらは!!
妙な所で息合ってるしっ。
「ほっときなさい。あなたが疲れるだけよ。」
『ぐ…、ぐぐ……っ。』
フランに言われ、こみ上げる怒りを無理矢理静める。
こんな所さっさと出てやる!
と、我先に歩を進めた。
そして、いつもより幾分低く、ドスの利いた声でこう呟いた。(みんなに聞こえるように)
『…誰でもいいから殴りたい気分…。』
…と。
その声色に少し肩が震え上がったそうな。(後日談)
■■の道案内と、戦力により水路の後半は苦なく進むことが出来た。出口まで後少し、…の所でフランはヴィエラ特有のミストの荒れを感じ取った。
「気をつけて、何か来るわ」
『私が来るときは何もいなかったのにっ…』
各々武器を構えたその時…、ボォオ…!!と火の玉が現れヴァン達の前へやってくると、それは馬の形をかたどった。
相手が火、ということで氷魔法“ブリザド”を駆使して冷静に立ち向かう。
『──ブリザドっ…!!』
パキンッ!!…
トドメの一撃。
なんとかモンスター倒すことが出来た■■達。
一同に安堵の表情がこぼれた。…と、それもつかの間…、
「──■■っ!!」
『?、─…っ!!?…、』
ガンッ!!と後頭部に走った鈍い痛み。視界が霞み、膝が崩れ落ちる。
安堵もつかの間、ヴァン達を待ち受けていたのは帝国兵と、新執政官─ヴェイン・ソリドール─だった…。