14話
夢小説設定
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おめおめと逃げ帰ったエンヴィー、グラトニー、サヤ。
“お父様”がいる中央の地下でラストがマスタング大佐に殺されたということを聞かされた。
その情報を持ってきたのはラースこと、ブラットレイ大総統だ。
「なんでだ!」
『エンヴィー…』
「ラスト…、ラスト…」
エンヴィーは怒りをあらわにし、グラトニーは悲しみの表情を見せた。
だが、ラースだけは顔色一つ変えず、マスタング大佐は利用出来るから生かした、と“お父様”に話す。
「使えるか?」
「彼は優しすぎる。…それが強さでもあり弱点でもあるのです」
扉を開けさせてみせましょう。と断言するラース。
その言葉に“お父様”は満足気な笑みを見せるのだった。
「焔の錬金術師はラースに一任する」
『…どうする気なんだ、ラース。…本当に生かしておくのか』
「兵力を削いで飼い殺しにしておく。任せておけ。」
軍のトップに立つからこそ、どうすればマスタング大佐の動きを封じることが出来るのか彼には一瞬でわかるらしく。この国の用意されたリーダーだが彼にはこれ以上ない素質を持って生まれた人間。恐ろしい人だとサヤは思うのだった。
その場で解散かと思われたのだが、サヤはラースに人手が足りない。要員を迎えに行けと突然言われたのだった。
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